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平成30年4月、積み地の鹿島を目指している途中、犬吠埼の沖を通過。

灯台が見えるけど、小さくてわからないか(汗)。


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4時間ほど早く着いたので、沖で待機するが、予想より岸寄りの潮が強くて、どんどん流され領海に入ってしまった。

外国籍の船が用も無しに日本の領海をうろうろすることはできないので、一応海上保安庁に遠慮して沖に向かって走りだし、頃合いを見て港に船を向ける。


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水先人を乗せたタグボートから「がんがん来てください」と連絡があったので、がんがん岸に向かって走り、漂流開始から3時間45分後の13時55分、水先人乗船。

今日は穏やかですが、太平洋の波が直接打ち寄せる、人が乗り降りするには危険な場所です。


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共通の知人や話題があって、楽しく話をしながらこれから着桟する岸壁の前まで来ました。

この位置で秒速4メートルくらい。

ゆっくり慎重にアプローチしていきます。


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前が「まゆみ」、うしろが「くにみ」、2隻のタグボートに押してもらい、


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14時50分着桟、15時5分着桟作業完了。


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後ろの岸壁にいたNSユナイテッド海運の「SHIN-EI」が出港していきます。


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日本語表記がないので、外国船籍かと思いきや日本籍でした。

どうやら途中で変えたようです。


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これから南米を往復する3か月弱の航海に出るので、最後の補給。

日本食やお酒もたっぷりと積み込みます。


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家族が訪船してくれたので、またまた花見をしました。

遅咲きの桜を見ることができ、なんともほんわかと平和な気持ちに。

何があるかわからないけど、南米往復航海頑張るぞー。