平成30年4月、瀬戸内海での造船所における、定期修理、点検等を終え、船は久々に水の上に。
試運転をしてから、水先案内人に乗ってもらい、紀伊水道の南まで操船をお願いします。
穏やかなうえ、漁船も少なく走りやすい。
とてもきれいで、本当に息をのむようでした。
外海に近いので、波があり乗り移るのは危険な作業。
無事下船するまで、緊張します。
その後、乗下船に使う梯子の固定も、乗組員が海中に転落する危険があるので、緊張します。
また、少し南に下ると、鳴門海峡から出てきた船と交差することになるので、他船の動向を気にしていましたが、明日大荒れの予想で、みな避難しており特に危険な行き会い船もなくて、ほっと安心。
この短い航海の間に、造船所入りで半端になっていた貨物艙の掃除、乾燥、
ドックに入るときれいになるイメージがありますが、きれいになるのは外側だけで、居住区の中やデッキなどは、たくさんの人が出入りをして作業をするので、けっこう汚れます。
沢山の漁船が操業していました。
赤い線が、行く予定の針路を表していますが、漁船の群れが進路上にいたので、少し沖に離しています。
鹿島には、4時間ほど余裕をもって到着しそうです。