乗船したら慌ただしく出港ということが多いですが、今回は穀物揚げなのでのんびりと8日間も停泊してから、いよいよ出港!
向かう先は、定期点検のため広島県の造船所です。
狭い師崎水道を通過するが、昼で漁は終わりとのことで漁船は全然いなく、余裕で通過。
伊勢湾の入り口に浮かぶ神島。
男6人でテントと酒を担いでキャンプに来たことがあります。
フェリー乗り場のラーメン屋に「ラーメソ」と書いてあったことを思い出して笑ってしまう。
15時25分、水先案内人さん下船。
ここからは、自分で航海していくのだが、航海士の力量が分からないので、やや不安でもある。
心配でたびたび、カーテンを少し開けて前を見たり、ネットがつながるのでAISの情報を見たりして、結局1時間しか寝られなかった。
結果的に、みな上手に船を交わしていて、かなり腕は確かなようで安心しました。
翌朝、和歌山県御坊の沖で夜明けを迎える。
予定通りの時間に着くか心配だったが、このままだと早そうなので、途中から半速に落としてとろとろと走る。
和歌山県側から、鳴門海峡に向かう内航船にとってはかなり邪魔だったのではないでしょうか。
右側から追い越そうとしていた船が、諦めて左に曲げています。
近づいた時に「急いでいるときにすいません」という気持ちで、一応手を上げておきました。
7時50分、和歌山県と淡路島の間の友ヶ島水道で、大阪湾の水先人さん乗船。
右が和歌山県の神島、左が淡路島です。
漁船が多いので、右に大きく迂回して交わしています。
物凄い地層!
褶曲崖(しゅうきょくがい)か?とブラタモリのようなことを考えてしまう。