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高校時代の友人を訪ねて、石垣島に行ってきました。

そこでもやはり気になるのは、伝統的な木造船。

何軒かの昔の家を移築した「やいま村」にありました。

エンジンは外してありましたが、機関室には油が浸み込んでいて、長く使われたようです。

お疲れ様!


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解説文によると、2隻から4隻ほどを組み合わせて航行したこともあったそうです。

「舟そのものの性能の良さから琉球時代から現代まで使用されている漁船」という文に萌え~。


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続いて白保サンゴセンターにある、復元船。

今から12年前の2006年に建造したそうです。


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各部材の名前や


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建造過程が詳細に展示されていて、とても分かりやすい。


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船体後部から眺める。

「美しい」という言葉しか出ない。


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そして、漁港でついに木造漁船を発見!


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船首は、東京湾の船のように波を切る板をまっすぐ立てたタイプではなく「サンカク(三角)」という板を縦に付けている。

横板の、反り具合が小さくなり、無理に曲げる必要が無くなるからか。


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船体後部の構造。

船尾は大きく反りあがり、波受けが良くなっている。


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板と板を継ぐ構造がよく分かる。

修理箇所がまだ新しいので、この船は現役なのだろうか。


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伝統的なサバニ船型を、強化プラスチックで建造した漁船。

現在の技術をもってしても、同じ形で建造されるところに完成された船型であることがわかる。


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ただし大きなエンジンを積むようになったので、船尾部に容積を増やし浮力を増加。

これは、東京湾の木造船でも同じ。


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ビックリした居酒屋。

500円で泡盛が飲み放題。

なんと蛇口をひねると、泡盛がジャバジャバと出てくるのです。

すっかり飲みすぎてしまった。