9月17日、台風一過のいい天気。
台風を無事にしのぎ切った安心感と、次の玉島で荷物を揚げ終われば下船という高揚感で、とてもハイな気分。
翌18日夕方、水先人さん2名乗船。
1時半までに来島海峡に入れないと、6ノットの強い潮に当たってしまうというので、少し緊張する。
余裕で間に合って、来島海峡をそれほど強くない潮で通過できたが、夜なので恐ろしかった。
翌朝、瀬戸大橋の手前で左に曲がり、水島航路に入る。
半年ぶりの玉島港。
やっぱり懐かしい。
海底にがっちりと錨が掻いていた証拠に、泥がべっとりとついています。
お疲れ様、ありがとう。
レンタカーを借りて、船穂という所にある、江戸時代の水門「一ノ口水門」に行ってきました。
この縦の筋に木の板を入れて、水位を上げ船を上流まで通していたそうです。
370年前に作られたそうですが、パナマ運河と同じような仕組みが、そのような昔にあったとはビックリ!
少し下流にある、二ノ口水門。
ここも、木の板をはめ込んで、水位の調整をしていたそうです。
説明文には「スエズ運河より195年、パナマ運河より240年も早かった!」と書いてありますが、比較するのはちょっと、という気もしなくはない(笑)。