平成29年7月20日5時20分、パナマ運河太平洋側待機錨地から、錨を上げて出航、カリブ海を目指す。
ミラフローレンス閘門、ペドロミゲル閘門を通過して、ここは運河中央までの狭い区間。
ちょうど真ん中、ガンボアの街近くにある刑務所。
今回は、余裕があるのでアップで撮ってみました。
しかし、外から丸見えの刑務所っていうのもすごい。
ガンボアの街にアプローチ中。
ここは、運河の真ん中で、メンテナンスのための船が沢山停泊しています。
メンテナンス機器の一つ、運河の扉を吊るクレーン船。
ガンボアの街を出ると、すれ違い可能区間になります。
すれ違い可能区間を抜けると、船はガツン湖という湖に出る。
航洋船が、標高24メートルの淡水湖を進むという不思議なシチュエーション。
上りの閘門で抜かした船を先に行かせるというので、最後カリブ海に下る閘門の前でしばし待機。
タグボートに補助してもらい、姿勢を正して最後のガツン閘門に接近中。
閘門を抜けたところで、3mはあろうかというワニ発見!
防波堤内の穏やかなコロン港内の海図に「船体を露出した沈船」の表記が...。
本当にひっくり返っている!
こんな穏やかな所で、なんで転覆してしまったのでしょうか?
前回よりもさらに早い17時20分、水先人さん下船。
まだ明るいので、作業も操船もやりやすい。
パナマ運河カリブ海側の港、コロン港と港内信号所。
クリストバル信号所と呼ばれます。
この防波堤を抜ければ、いよいよカリブ海だ。
ミシシッピー川河口まで、しばしリラックスタイム。