機関台が腐ってエンジンが下がり、フライホイールが台に当たってしまい動けなくなってしまったマイ漁船。
エンジン屋さんでエンジンのオーバーホールを行うと同時に、木工事を行うため、江東区にある佐野造船さんに回航されました。
上架されたマイ漁船。
佐野造船さんは、江戸時代から続く船大工で、ずっと和船を作ってきたのですが、最近は素晴らしい木造ヨットや木造モーターボートを建造されています。
技術はとても高く、世界的にも有名な造船所です。
機関台が外された機関室。
木造船の機関室船底は、いつも水が溜まっていて湿気ているので、貴重な乾燥時間。
これが腐っていた機関台。
見るからに使い物にならなそう(笑)。
スクリューシャフトを抜いて、
スクリューの付け根「スタンチューブ」が腐っていないか確認。
しっかりしているので、特に追加工事はしなくても行けそうとの事でした。