2014年9月6日、マレーシアのパシールグダン港に到着。
ジョホール水道をはさんで、向かい側はシンガポール。
有名なジョホールバールの並び。
昼前に船用品が到着。
足りないペンキがあるので、管理会社宛てメールを入れる。
夕方、食料到着。
19時過ぎ、ようやく全ての食料積み込みとチェックが終わったので、機関長と上陸。
歩いて行ける距離に、コンビニや食堂、お土産物屋まであるとの事。
アジアチックな、なかなかいい雰囲気。
コンビニ発見。
結構いい品揃えだったが、イスラムの多いこの国では、酒があんまりないのが難点。
懐かしのカセットヘッドクリーナー発見!
昔、ラジカセの音が悪くなると、これでヘッドを掃除した。
知っている人は、40代以上かな?
食堂に至る通路が、あやしくライトアップされていた。
とても、船員や荷役人夫だけが利用する感じではなく、なかなかおしゃれな雰囲気。
食堂到着。
そこそこ人がいて、にぎやかだった。
自分は焼きそば、機関長はチャーハンを頼む。
甲板員時代から焼きそばが好きで、つまみにしながらビールを飲む時に、人生の喜びを感じる。
辛口でおいしかった。
9月9日の出港前日には、となりのやや高級な食堂に行く。
桟橋にともった灯りが穏やかな水面に反射し、なんとも言えないのんびり感を醸し出す。
エビフライ300円。
つまみに最高。
マレーシアの木造船。
雨が多いからか、居住区回りがしっかりしている。
結構、物を運ぶのに今でも使われているようで、港内を散歩している時に、果物などを陸揚げしているのを頻繁に目撃した。
9月10日18時出港。
次は、シンガポールで燃料補給。
混んだ海域に行くので、やや気が重い。
一本づつ、陸に取ったロープを外していく。
作業員が少なく、ゆっくりとやっていたら時間がかかってしまった。
シンガポール到着時刻を通知してあり、それに合わせて水先案内人が会合地点に来るので、少々慌てるが、急がせると事故を起こす可能性があるので、せかすことはせずにのんびりと構える。
シンガポール航空の、エアバスA380型機が、頭の上を通り過ぎる。
さすがに大きい。
滑走路20Rに着陸。
乗り物マニアにとっては、たまらない景色。