![1](https://stat.ameba.jp/user_images/20160926/11/a815k1/6d/5f/j/o0400022513757896015.jpg?caw=800)
鹿島から千葉へ移動。
二日ほどのんびり錨を打って停泊したのち、2014年2月4日千葉共同サイロへ着桟。
タグボート「大成丸」「あさひ」「おおとり」の3隻に押してもらう。
![2](https://stat.ameba.jp/user_images/20160926/11/a815k1/fd/a3/j/o0400022513757896018.jpg?caw=800)
「この冬一番の寒さ」とラジオで言っていたのだが、カムチャッカ、オホーツクを通ってきた身にはそれ程寒さを感じなかった。
ほんと船乗りは、季節感の無くなる商売だ。
家に帰り、久々の日本食。
近所の寿司屋から出前を取り晩酌する。
のんびり風呂に入れるのも嬉しい。
![3](https://stat.ameba.jp/user_images/20160926/11/a815k1/cd/b5/j/o0400022513757896016.jpg?caw=800)
二日ほど千葉に停泊し、次は川崎。
東京湾水先案内人とキャプテン。
手前に居るのが、三等航海士。
三等航海士の影に、舵を握る操舵手がいる。
![4](https://stat.ameba.jp/user_images/20160926/11/a815k1/bb/ce/j/o0400022513757896014.jpg?caw=800)
川崎つばさ橋をくぐる。
![5](https://stat.ameba.jp/user_images/20160926/11/a815k1/bc/59/j/o0400022513757896017.jpg?caw=800)
川崎入港時は「たちばな」「安房丸」日本初のハイブリットタグボート「つばさ」に押してもらいました。
![6](https://stat.ameba.jp/user_images/20160926/11/a815k1/23/c0/j/o0400022513757896317.jpg?caw=800)
これは、ロープを繰り出す甲板上の様子。
太さ65mmの極太ロープで、水面まで10m位あるので、慎重に降ろします。
船首配置の場合、錨に引っかかることもあるので、それを見越して作業を冷静に指揮し、全体を把握するキャプテンに伝えるのが一等航海士の仕事。
![7](https://stat.ameba.jp/user_images/20160926/11/a815k1/c5/f0/j/o0400022513757896316.jpg?caw=800)
陸上のロープをかける所までは、綱取りボートで引っ張っていく。
ボートが無い場合は、重りの付いた細いロープを投げ、それにメインのロープを繋ぎ陸上に送る。
陸上のロープを引くタイミングに合わせて、船上から繰り出していく。
![8](https://stat.ameba.jp/user_images/20160926/11/a815k1/bd/b8/j/o0400022513757896319.jpg?caw=800)
関西圏では、未だによく使われているが、東京湾では珍しくなりつつある「はしけ」。
今回は、ブルドーザーを持って来ていました。
![9](https://stat.ameba.jp/user_images/20160926/11/a815k1/8b/53/j/o0400022513757896318.jpg?caw=800)
この奥に1926年、日本で初めてできた港湾サイロがある。
いわゆる産業遺産。
調べてみたら、このような歴史があるそうな。
http://www.city.kawasaki.jp/miryoku/category/67-1-4-1-3-7-0-0-0-0.html
夜は、荷役が無いので、ここでも家に帰れました。
ずーと家族と離れて暮らさなければならない船乗りにとって、なにより貴重な時間です。