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バルト海を西に進み、2006年8月4日、行きに揚げ荷のために寄ったデンマークのオデンセとコペンハーゲンの間、ストア海峡にある「ストア大橋」をくぐる。


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8月7日、イギリスとフランスの間の英仏海峡を抜け、いよいよ大西洋横断へ。


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大西洋に出て、暇な日が続くと楽しみにしていたが、アメリカ入港後に行われるであろう沿岸警備隊の厳しい船内検査に備えて、毎日のように消防操練とか退船操練があってそこそこ忙しかった。

写真は、退船操練の後。

救命胴衣と、机の上に非常持ち出し用の双眼鏡と携帯無線機。


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2週間かけて大西洋を横断し、8月20日アメリカ、ミシシッピー川の河口に到着。


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化学薬品を積んだタンカーとすれ違う。


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タンカーは距離を開けるが、貨物船は結構ぎりぎりですれ違い。


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広大なミシシッピーデルタ。昨年(2005年)上陸したハリケーン「カトリーナ」ではすべてを失った、と水先案内人が教えてくれた。


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河口から、ニューオーリンズまでは200キロほどあるので、途中で水先案内人が交代する。

写真は交代した水先人を乗せたボートが去っていくところ。


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半日川をさかのぼって、23時ニューオーリンズ入港。

橋がアメリカっぽい。

翌日、沿岸警備隊の厳しい検査も無事にパスし、みな浮かれて午後すぐ目の前にあるウォルマートに行き、つまみや日用品を購入。

しかし、このウォルマートは、昨年のハリケーン上陸時に略奪が行われた場所と聞いて複雑な気持ちになる。


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夜、一杯ひっかけに再び上陸。

ジャズ発祥の地、バルボン通りにて。


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街中にはジャズのみならず、ラテン、ロック、カントリーなどあらゆる音楽が流れています。