2006年6月1日、シンガポール入港。
入港といっても、燃料補給、食料補給、乗組員交代だけなので、沖に錨を打った状態。
のどかなシンガ錨地。
デッキが濡れているのはスコールのため。
停泊は、半日のみで夕方出港。
マラッカ海峡に、夕陽が沈む。
とても美しい。
インド洋を突っ切り、ソマリア沖から紅海に入り、
6月14日、サウジアラビアのジェッダ港入港。
入港時水先案内人に「日本のサッカーは調子悪いね」と言われ「うーん」と答えたら「それ、日本の相槌だ」と言われた。
日本人もたまには来るのだろうか。
港内は、もやがかかっていて視界が悪い。
荷役は、きわめて乱暴で、なんども人夫にクレーンを丁寧に動かすよう注意する。
ここは、シールロッカーと呼ばれる倉庫。
サウジアラビアでは、アルコール類はご法度なので、自分のキャビンも含め船内にあるお酒を全てここに集めてロックする。
これが、サウジアラビア税関によって施されたシール。
出港時に破けていたりしたら、開けたものとみなされて大変。
6月16日出港。
6月18日夕方、スエズ運河の南側の入口、ポートセイド沖到着。
スエズ湾の夜景。
油がとれるからか、原油の臭いがする。