TPP.米抜き発効も | キノコbpのブログ

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(産経新聞15日より抜粋)

米大統領選挙でドナルドトランプ氏が勝利し、見通しが厳しくなった環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について、米国抜きの発効を目指す動きが出てきた。
中国を加えるべきだ、との声も出ており、日米による通商.安全保障面等での「中国包囲網」が崩れる可能性もある。

参加国首脳は、19日からペルーの首都リマで始まるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、対応を協議する。

メキシコのグァハルド経済相は10日、トランプ氏が掲げる北米自由貿易協定(NAFTA)見直しに懸念を表明。
さらにTPPが頓挫するならば、発効に米国の批准が事実上必要となる現在の条項について、
「各国と変更を協議する必要が有る」と語った。
またTPP参加12カ国の内日本も含めて7カ国が年内に協定を批准するとの見通しも示した。
ペルーのクチンスキ大統領も11日、米国抜きの(TPPに)似通った協定に置き換えることも出来る、とし、中露2カ国も含まれるべきだと語った。

オーストラリアのビショップ外相は「各国は米新政権にTPP批准を働きかけるべきだ、と説く一方TPPが発効しなければ「生じた空白は(日中韓印等16カ国が交渉中の)東アジア地域包括的経済連携(RCEP)で埋められる事になる」、と述べ、地域の通商体制再編で、米国外しの流れが強まると牽制した。


専門家は「経済関係強化と自国の効率性や生産性向上に向け、11カ国はまず米国抜きで再交渉し、TPPを暫定発効してもいいかも知れない」
と指摘している。

アメリカの次期大統領がTPP脱退を掲げる事を受け、安倍首相は「厳しいが終わっていない」
と述べ、
改めてTPP承認案と、関連法案の今国会中の成立に意欲を示した。
「米国が政権交代に有る今、わが国こそが早期発効を主導しなければならない。」と強調し、17日に予定されるトランプ氏との会談で自らの意見を説明し、理解を求める考えを示した。

与党はトランプ氏の豹変希望。
野党は政府批判。

自民党の三宅伸吾氏は、トランプ氏が、
「全体像を理解していない可能性が有る。理解をすれば冷静な判断をし、TPPを支持する可能性がある」
とし、17日に、トランプ氏と会談をする安倍総理に、「君子を豹変させて欲しい」、と期待を寄せた。
首相は「色々突っ込んだ話をしたい」。と強い意欲を示した。
民進党の小川参院幹事長は~、
「世間ではもう駄目なのに、何をやっているのかと言うのが正直なところだ。」とTPPにこだわる政府を批判。
これに対して首相は「わが国が意志を示さなければ、TPPは完全に終わる」と反論した。

危険で恐ろしいと言われるTPPの、「安全は保障します!」、と言う執心ぶり。
原発も悪いとは言わない。ですね、

今日はトランプさんに逢う為にアメリカに出発の安倍総理。
今回は信頼関係が築ければ良好。だとか、

口から金の卵をバラ撒くのでしょうか。