31日開票の都知事選に絡んで、自民党東京都連が7月11日付けで、国会議員や地方議員に配布した文書が波紋を呼んでいる。
この文書では自民党が推薦した増田寛也氏以外の候補者を応援した場合、「除名などの処分対象になる」と警告」。
当の推薦を得ずに出馬表明をした小池百合子衆院議員を応援しないように、党内の引き締めを図って居る。
各議員の親族が応援した場合でも処分対象になる可能性を示しており、元知事の猪瀬直樹氏は、
「北朝鮮じゃないんだから」とツイートした。
自民党都連(内田幹事長)の命令書
各議員(親族を含む)に苦笑。
文書下記
自由民主党東京都支部連合会
会長 石原伸晃 幹事長 内田茂
地域総支部長.選挙区支部長殿
各級議員殿
都知事選における党紀の保持について
今回の参院選では多大なるご尽力を賜り感謝申し上げます。
引き続きの都知事選は、本日開催致しました都連支部長.常任総務合同会議において、わが党の都知事選挙推薦候補に元総務大臣の増田寛也氏(64歳)を決定致しました。
都知事選挙は、東京オリンピック.パラリンピックを控えた東京都政の舵取りを決める極めて重要な戦いで有ります。
都連並びに総支部、各級議員が組織総力を挙げて臨まなければなりません。
更に党員党友は団結し、より一層の挙党一致で勝利を目指して奮闘しなければなりません。
このような折、下記に掲げる事項を遵守され、わが党の候補者を強力に御支援下さるよう何卒、ご理解とご協力をお願い致します。
紀
1、 党員は党の決定した公認、推薦候補者以外の者を応援してはならないこと。
2、 党員は反対党の候補者を応援し、または党公認.推薦候補者を振りに陥れる行為をしてはならな
い。
3、 各級委員(親族含む)が、非推薦の候補を応援した場合は、党則並びに都連規約、賞罰規程に基ず
き、除名などの処分の対象になります。
此の件について、ハフポスト日本版が自民党東京都連に電話をした所。
「参院後の対応で人がいないので増田寛也事務所に聞いて欲しい」と回答。
増田寛也事務所は「バタバタして居るので自民党東京都連に聞いて欲しい」と回答して居る。
親族までが、ですってね。
北朝鮮状態、の強制ですか。
この通達は選挙違反に等しい、と言っている人も居ます。