飼っていたゴールデンリトリバーのスコットは血統書付きでサー(卿)の称号が付いて居ました。 スコットランドの犬と言う事でスコットと言う名前を付け3カ月間は家の中、ゲージで飼っていたのですが~以後はウッドデッキで過ごして居ました。 このヤンチャ坊主は私達が居ない昼間にウッドデッキのラチスフェンスに囓り付き、フェンス一枚バラバラに噛み壊して~挙げ句にデッキの横の低い木も噛み砕き~体調を崩して、お医者様に。 何だか木の枝のような物が有る。と言う事で「開腹手術」と告げられました。「薬を飲んで駄目なら手術です」 って…でも薬で元気になって…。 何時かスコットランドに連れて行ってあげたい、と思って居ました。 それが或る日、小さな腫瘍が上の歯茎に出来て居るのを見つけたのです。 「癌」ですね。 お薬を頂いて飲ませましたが~、ドンドンと大きくなり~ピンポン玉位に。 横浜の大学病院に行ったら~直ぐに手術をします…上顎なので鼻も取ります。って…。 命の保証は無い。鼻の無い犬になったら可哀想、と言われて(動物愛護協会)に相談しました。 「注射で眠る様に…」と言われ、愛護協会に、 スコットは愛護協会の人に尻尾を振り振り建物の角に消えました。 孫達には言えません。