終了した時は午前3時を過ぎて居ました。 先生が「御家族を呼んで下さい」と言われています、 私は治療台から寝台車(ストレッチャー?)に移されて…運び出されました。 廊下の長いテーブルの上に動画の写真が並べられて…。木ノ根のようなものが三本有ります。 先生は主人とお婿サンに 「根元が太くて…枝分かれがして居て…先に行く程細いでしょ、木ノ根見たいですね」、と。 心臓の血管は根っ子がドンドコ踊って居ます。 三本有る血管のうちの一本が~根元近くで…切れた様に白くなって居て。 「この白くなった部分を機械で修復しました。」って…、 あの広い宇宙船のような部屋の中に…立ちはだかって居る巨大なCTを使って~。 この先生は宇宙人見たいな方ですね。 死に損ないのオバアサンを生かして頂いて感謝の思いに埋まる私。 それにしても家に帰ったら午前4時、お婿サンはチョット寝たら起きて会社に行くのです。ツラいでしょうね。 運び込まれた先は~、今迄人事としか思って居なかった[集中治療室]で。 「右足は機械を入れてるので曲げないで下さい。 右手も曲げないで」って…、 右足は石になった様に…重くて…。身体も動きません。