姉の書道展、3月始めに葉書が届きました。 姉が書の展示会をやる報せです。 市でも観光客が多い所ですが…年を取ってからの書道展、 リュウマチで心臓にペースメーカー。 会場迄毎日どうするの、と思ったら…、甥が東京から来て~付ききりです。 それが、 国漢学者の孫に生まれ、幼少より書を習い、に師事をし、 72才の時姑が亡くなってから(一念発起)。~東京の書道大学に通い、なんて書いて有ります。 色々の書道展にも入選をして。 お茶は裏千家、お花は池坊。良く出来た姉の陰でチョロチョロと的が外れた私。 3月末姉の書道展は無事終了しました。 驚いたのは会場に届けられた素晴らしい「胡蝶蘭の鉢」です。 大きくて…随分変わった造りの胡蝶蘭は、 書よりも先に目を奪うもので~、お菓子と一緒に届けられたとか…贈り主は「福永こせい様」で~又吃驚。 お父様は満州国最後の皇帝の弟君、書家としても著名で、…お母様は「流転の王妃」と言われ矢張り書を極めた方。 亡き父がとして戦争中、独り満州で暮らして居た事を甥がお話したそうです。 姉に取っては一生の栄誉、あの世えの土産話~、私は又陰でチョロチョロ、しなければなりません。