酷暑の中、現場には行かない。と宣言をした私。 なのに亦引っ張り出されました。私の仕事は石のお庭を作る為のお打ち合わせです。 お客様は踊りの先生で。 敷地の中に舞台付の踊り場を作られた為…今有る庭石を使って新しい建物の庭を造って欲しいとのご要望です。 先日一応下見をして図面を営業さんから、お渡しして有ります…下見の、その時にはお会いして居ません…で、始めてのお打ち合わせですね。 本宅のお庭には井戸が有って井筒が組まれ、風流な屋根付の釣瓶が立って居ます。 隠れキリシタンのなどの灯籠が3基、踊り場を建てる為に退かされた背の高い手水にツクバイが転がって…井筒がもう一組重ねて置いて有り、長い石…大小の景石が乱雑に重ねて置いて有ります。これらを新しい建物のお庭に移します。…配置などは先日の図面、見積で良い、と言われました。 石にはそれぞれ「顔」が有って…向き(配置)が悪いと出来上がりはブチ壊しです。 流れに使うゴロタ石や玉砂利、植木に山野草…金閣寺垣も取り決めました。…手配をしなくてはなりません。 無事に終わる迄暑いなんて言ってられなくなりました。キノコ監督になります。