姑の実家(1) | キノコbpのブログ

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初めて連れられて行った姑の実家は○○連山に在る1つの山のてっぺんに有りました。   埃が巻き上がる樣な街道を逸れて、切り開いた砂利道を登り…右に曲って、所々背中にお墓を背負った人家の有る畑や草叢の間の径を登ると、家は絶え人気の無い山の中…、見えるのは連なる山々、で (こんな所、家なんか無いじゃ無い!)と思う場所から又歩きます。   頂上に有る広場、其処に車を停めました。  (此処で歩くの)と言う姑?(え…?)見渡す限り山ばかり、 姑が行く後を従いて凄い坂を下ると大きな木の先に隠れた道が~下は谷底…。を200m程下ります。右にトタン貼の家が有って左が母屋…突き当たりが土蔵です。トタン貼の家は農協に出す椎茸や野菜類の家でした、   実家を継ぐ嫂さんは姑の事を「おこうサン」と呼びます。姑の兄は亡くなって新しく来たお嫁さんが居ました。    家の裏にはトイレと物置…その後ろに広い竹藪が、その脇には下に下る細い径。   (このずっと下に沢が有ってサ…蝮がいっぱい居るのよ)って~ぶるぶる~蝮なんて見たくも有りません!。   畑から穫れた野菜、山菜の天ぷら、蒟蒻の煮物に手打ち饂飩、を頂きその晩は泊めて頂きました。  (続く)