旅行好きのY夫人に誘われてｲﾀﾘｱの旅。私はｲﾀﾘｱとﾌﾗﾝｽの区別も付かない程世界に疎い阿呆でした。海外旅行に行っては迷子になり、日本から同行のｶﾞｲﾄﾞさんは何時も同じ人で…移動の時には(ｷﾉｺさんは居ますか?)って、そして忘れ物。ｶﾒﾗ ｻﾝｸﾞﾗｽ 買った品など、をﾚｽﾄﾗﾝやお店に忘れ、迷惑をお掛けしました、朝出発の時間だけは遅れませんでしたけど。 ポンペイに向かって～ナポリの海辺で食事をした時、ﾃｰﾌﾞﾙを回ってｱｺｰﾃﾞｫﾝを弾いて居る盲目の少年に目が留まりました、色が白くて品の良いお坊ちゃんがｱｺｰﾃﾞｫﾝを弾いて皆さんからお金を頂いているのです、ｶﾞｲﾄﾞさんが(ﾘｸｴｽﾄが有ったらどうぞ)と言われたので…、Y夫人と(お願いしよう)と…少年が私達の所に来たときY夫人はﾍﾞﾆｽの舟歌を。私は日曜は駄目よ。をﾘｸｴｽﾄしました、少年の耳元に口を寄せて、～皆が私達を見て居ました、…、後で(ｲﾀﾘｱ語がお出来になるのですか?)って聞かれて、ウフﾌ～耳元でハミングしただけですよ。Y夫人と２人で天狗ｻﾝになりました。少年は階段を上がり手すりに沿って帰って行きます。将来を自覚してしっかり歩いて居る姿。今どうして居るでしょうか。