アイドル好き、アニメ好きのスコッツマンです。

4月14日のA応P広瀬ゆうきさんの生誕イベントを控え、13日夕方東京芸術劇場プレイハウスで演じられていた『奇跡の人』の舞台初日を観る機会に恵まれました。
東京芸術劇場プレイハウス内告知
柱に貼られたポスター

幼い頃から三重苦(見えず・聴こえず・話せず)を克服した偉人ヘレン・ケラーの物語として、『奇跡の人』を認識してました。

今回のお芝居は勿論ヘレン・ケラーの再生物語なのですが、寧ろヘレンの教師であるアニー・サリヴァンの頑なまでの信念を貫く生き様に感動を覚えました。

サリヴァン先生を演じた高畑充希さんは元々好きな役者さんですが、コミカルな役もシリアスな役もソツなくこなす器用な役者さんという認識でした。

それが今回のサリヴァン先生役を体当たりに演じているのを目撃(この言葉こそ相応しい)して、見方が変わりました。
思わず、ファンクラブにも入会してしまいました。
ファンクラブ勧誘のチラシ
加入特典写真
この他に、これまで演じてきたお芝居の事を記したハガキ数枚

ヘレンを演じた鈴木梨央さんにも迫真の演技で魅了させられてしまいました。
言葉を発せられないという、役者にとっては最も難しいと思われる役を素晴らしく上手く表現されていたと思います。
テレビに出てる可愛い子役さんのイメージが一新されました。
この娘未だ14歳ですよ。
日本を代表する女優さんになるのではと思わせてくれる。
所属事務所のHPより

先の2人に劣らず演技が光ったのが、ヘレンの母親役を演じた江口のりこさんです。抑制された演技で、母親としての愛情をヘレンに注ぐだけではなく、生きる術を教えようとするサリヴァン先生を後押ししようとする意思を見ました。
江口のりこさん HPより

この他にもヘレンケラーの優柔不断な父親に益岡徹さん、明るいメイド役の久保田磨希さん、皮肉屋の異母兄役には須賀健太さんなど、演技派の個性的な俳優さんが脇を固めてます。

舞台の下手端に『奇跡の人』を象徴する手動式ポンプが設置されており、ヘレンが初めて言葉の意味を理解するクライマックスでは、不覚にも涙ぐんでしまいました。

古臭いかもしれませんが、 信念を持って生きようとする人に尊敬の念を抱かざるを得ませんでした。