本日、横浜は朝から大粒の雨。肌に触る風も心なしか冷たいです・・・。


昨晩から、娘が高熱を出した。

朝から病院へ行く事を説明する為、母屋へ電話すると、明らかにいつもと違う、苦しそうなばあばの声。朝から38度の熱が出て、横になっているとの事。

それでも病院へは行かないらしい。


孫に風邪が移るから、母屋へは来ないように・・・と言われた。


あたしがここに嫁いで約2年。

ばあばが寝込んだのは、初めてのことだった。


あたしの中のばあばは、いっつも元気で、がはははっと笑って、料理が上手くて、手際がよくて、たまにおっちょこちょいで、たまに嫌味(?)も言う人。


娘を病院へ連れて行き、お腹に優しそうな食料品を買い込んで、帰宅。


病院へ行かないと言うばあばの所へ、とにかく薬は飲ませなければと、すりおろしりんごや葛根湯を持っていく。

そこでも、改めて母屋へは来ないように言われたが、様子を見ると明らかに苦しそう。

朝、一杯の味噌汁を飲んだら、すべて戻してしまい、それからは何も食べていないとの事。


昼間、お粥を作って持っていくが、やはり食欲はない。


15時半、再び様子を見に行く。

リンゴを少しと、お粥を数口たべた様子。

薬が効いたのか、大量の汗をかいていた。


服を着替えるように言っても、最初はこのままでいいよ・・・と。

半ば無理やり着替えをさせる。ばあばの服を脱がし、濡れタオルで背中の汗を拭く。

ばあばがぽつりと言った。


『あたしもいよいよ、嫁さんの世話になるようになっちまったねぇ・・・。迷惑だけはかけたくないって思ってたんだけど・・・。』


いつもの強気なばあばは、そこにはいない。

あたしの目の前には、70を過ぎた女性が一人。


元々小柄な身体が、益々小さく見えた。


初めて触る、ばあばの身体。


背中を拭き終わり、今度は前。顔、首、胸、お腹、足と拭いていく。


私は当初、身体を拭きますね・・と言った時に、嫌がられるかと思っていた。日頃から、嫁の世話になんて、なりたくないね!!と、言っていた人だから。

でも、今日のばあばは違った。私に身を預けてくれた。

本当に気持ちよさそうな顔をしていた。


あたしは、嬉しかった。


こんな時に不謹慎だけど。それでも、やっぱりあたしは、嬉しかったんだ。


新しいシーツに替えた布団に再び横になったばあばが、ありがとう・・と、言ってくれた。


熱も37度まで下がっていた・・・。




でも、まだまだ夜はこれから。油断はできない。


ばあば、今日はゆっくり休んで早く良くなってください。

弱気なばあばが相手じゃ、あたしも力が抜けますよ!


でも、あんまり強気すぎるのも考えものですけどねぇ・・(^_^;)。