ステロイド漬けになったきっかけ

20歳の頃 人並みに綺麗な肌だったのに、ニキビのような、吹き出物ができた。

目の前にあった、ステロイドの軟膏を塗ると 翌朝 綺麗になってた。

すごーい!

魔法の薬。

それから、吹き出物ができるたびに 塗る。治る。 塗る。治る。

魔法の薬の範囲がどんどん広がっていく。
塗った翌朝の化粧ノリがとても良いこと。

とりこになっていく。

それから…



細かい赤いブツブツが頬に出始めて…

夜 魔法の軟膏をベッタリ塗ると 翌朝引いていた。
夕方また、赤いブツブツがいっぱい。
夜 塗る。 
その繰り返し。  

自分で毎日 化け物顔を せっせと作ってた。

2年〜3年は使ってたかもしれない。


24歳で結婚した時も、肌を魔法の薬で ごまかしごまかし。


塗った後 赤い痒みのブツブツは、一旦引くのだけど、その引いてる時間がどんどん短くなっていく。

もう、湿疹がとまらない! 

ステロイドのリバウンド状態に入ってしまってるなんて全然思いもしなかった。

病院へ。