平成24年12月。私は双子の兄妹を産んだ。33歳、初産。感動だった。
地元からはるか遠い場所で双子の子育てをすることになった私に
市の保健師さん、助産師さん、病院の担当医、看護師さん、そして誰より、
主人がとても親切に色々助けてくれて、おかげさまでこどもたちは
毎日元気に成長を続けている。
か弱く見えた二人の赤ちゃんが、体もしっかり大きく運動機能もぐっと
成長してきた最近は、始めの頃に比べて私自身心の余裕ができてきた。
あれは生後3か月ころの事だっただろうか。
妹の方が初めて高熱を出して小児科にかかった。その時にびっくりしたのが、
初対面の女医に「お母さん大丈夫ですか?」と言われ、「大丈夫です」と
言っているのに「いや、本当に大丈夫ですか?」と執拗に聞かれた。
不慣れな育児でましてや双子。しかもその頃主人の両親も手伝いにきてくれていて
精神的にとてもストレスが溜まっていた。
それが赤ちゃんに伝わってしまっていたのか、息子の方は特に、私が抱くと
ギャン泣きし、他の誰かが抱くと泣き止むというのを繰り返し、当時はかなりショックだった。
でも嫌になるわけにいかないし気丈に振る舞っていた。
「やっぱり傍から見て大丈夫ですか?って感じに見えちゃうのかなぁ、私。」と落ち込んだ。
そして娘の高熱が翌日も続き、電話再診で相談した。そのとき・・・
看護師(以下 看):「(赤ちゃんが)泣きますか?」
私:「はい、ほとんど泣いてます。」
看:「抱くと泣き止みますか?」
私:「私以外の人が抱くと泣き止みます。。。」
看:「・・・」
こんなやりとりのあと、私は悲しくなって電話口で涙があふれてきて、
相手にもその空気が伝わった。
お母さん大丈夫ですか?
この言葉を親切というよりも失礼だなと感じた次の日、私は少しつまってきていた自分に
ハッキリと気がついた。
涙を流したらなんだかすっきりした。
頑張りすぎないでありのまま子供たちとの暮らしを楽しもう。そう思えるまでには
時間と経験が必要だった。
おかげで今は大変な中にも毎日笑いがあり、子供たちもよく笑っている。
大丈夫?の声かけって大切なんだなと再認識した出来事だった。