*こちらは妄想のお話です。

大好きな方々のお名前を借りています。














うん、1人でもカズのこと考えてれば

ひとりじゃない


梅雨時に珍しく心地いい風


昼寝でもするか?








ふぅ、帰ってきた

玄関の置物に、ただいまって


なんか静かだなぁ


「ただいま〜」


あれ?誰も居ない?

リビングにいくと、ソファに大好きな智さんが

気持ちよさそうに寝ている。


ふふふ、寝ちゃったんだ

すっとした鼻先に

チュッってしたら


パチリと


「カ、ズ?あれ?ゆめか」

「ただいま〜」


夢なら覚めないうちに、カズをギュッとする

あったけぇ


クスクス寝ぼけてる?


あぁカズだ、夢じゃない




「お帰りカズ」

「ただいま、智さん」


「あれ?帰る日…」

「ごめん、驚かそうって、翔さんが…

でもね翔さんには明日って…」


ぎゅ〜ってカズを抱きしめ、キスをする

もっと顔をよく見ようとしたら


くぅぅ〜

グゥ〜


お腹が…


「智さん、グゥって」

「カズもくぅぅって」


「ん、お腹空いたな。今夜は皆居ないんだよ。だから晩ご飯は…」


「あのぅラーメン食べにいきません?」


「ラーメンでいいのか?今日は誕生日…」

「ラーメンがいいです。智さんご馳走様してくれます?」


「おぅ何杯でも…」

「一杯でいいですよ」


「よし行くか」

「はい」





「ただいまぁ…あれ智くん?」


玄関には鍵が掛かっていた


「翔さんどうしたんですか?」

「おっ潤、お帰り、いや智くんが居ない?」


「あっこれ」


玄関横にスーツケース


「ニノ!」


帰ってきたののか?

で、2人は?


智くんのサンダルも無い


2人で一緒ってことね

なら、いいか