*こちらは妄想のお話です。

大好きな方々のお名前を借りています。















片付けながら、あちらを見ると

翔くんが彼のところで、楽しそうに話をしている。

と言っても、話をしているのは長身の彼の方とだけで


あの彼はコーヒーを淹れている様だ

水出しがなくて、ホットを頼んだな


スッと顔をあげた


あっ


慌てて俺は後ろを向いた


えっ、今目が合った

そんなわけない…たまたまこっちを向いただけ


いや


なんでドキドキしてるんだ俺


「智兄、どうしたの?」


「な、んも」


「そう、ウチも完売したから、片付けしよう」


「お、ぉぅ」


そっと向こうを見たけれど

もう翔くんも居なくなっていて、彼も見えない。



ウチのゴミを簡単に仕分ける

ほぼ燃やせる容器にしたから、このまま捨てれるんだが

時々、他所の燃えないゴミが混ざっていたりするから

ざっとまとめながらの分別

それに重ねたりすればカサが減るしな


さて、こんなもんか

うん、ゴミ集積所に持っていくか


「潤、ゴミ置いてくる」


「ん、俺こっち片してるわ」


「ん」


えっと今日の番号は…

【0038】ね