*こちらは妄想のお話です。

大好きな方々のお名前を借りています。














11時を過ぎたくらいから

公園には人がちらほら増えてきた


なんて思っていたら、あっという間に

並びだした。


やはり気温が高くなってきたせいか

アイスコーヒーやコーヒーフロートの注文が多い。


今日のために用意した水出しコーヒーは

午前、午後の限定で提供することにしたんだけれど

あっという間に午前の分は完売。


マフィンの売れ行きも順調で風ポンも嬉しそうだ


ホットの注文もちらほらあるから

僕はずっとコーヒーを淹れ続けている


「ニノちゃん、代わろうか?」


「ううん、まだ大丈夫だよ」


「いつでも言ってね。

うわぁ、向こうもお昼になるからすごいな」


えっ?

ふと顔を上げると

カレー屋さんの前には何人もの人が並んでいる。


「俺、ちょっと並んでくる。

ニノちゃんはなんにする?」


「あっ僕はキーマカレーにあったら卵で」


「分かった。風ポン!カレー買いに行くけど何がいい?」


「俺、チキンにカボチャとナスで」


「じゃ、ちょっと行ってくるねぇ」


もう、トッピングまでしっかりメニューチェックしてるじゃん



昼時はコーヒーの注文は少し落ち着くはず

交代で休憩もとれるから

並んでで今、カレーを買いに行くのはちょうどだね