*こちらは妄想のお話です。

大好きな方々のお名前を借りています。 












電話をおいた社長さんは、ニコニコして

「もう直ぐ来るから…」って

お茶を勧めてくれる



誰なのか?

ボクが会ったことのある人?

そんなこと考えていたら


コンコン

と部屋をノックする音


城「はい、どうぞ」


「失礼します」


えっ?


ドアを開けて入ってきた人は

櫻井さん?


この絵を描いたのって櫻井さんなの?


S「あっすいません。社長…」


絵を描くなんて聞いてなかったけれど…

すごいなぁ


コンコン


「失礼します」


えっ?

智さん?


O「あれ、翔くんどうしたの?」


S「社長に、急ぎ決済をしてもらいたいことがあって…」


城「あぁ、あの件か、分かった。

智、相談しておいてくれ。櫻井、向こうの部屋で…」


S「はい、二宮さん失礼します」


そう言って社長さんと部屋を出て行ってしまった。



O「すいません。バタバタしていて…」


そう言って頭をポリポリして苦笑いの智さんが目の前に立っている。


和「あの…この絵は…」


O「ん、このスケッチブックは俺のなんだ。城さんがアオイさんのツリーを見て気に入ってね

俺の絵もあんな感じにしてもらえたらって」



ウチの会社に来て最初の仕事は、智さんの描いた絵をあのツリーのタペストリーのような作品にすることって

どの絵にするか

スケッチブックをペラペラめくっていくと


あっ、これ


星空をイメージした

あのベストのだ


あれも智さんのデザインだったんだ


O「あぁそれ、最初に依頼したヤツね」

スケッチブックをめくる音だけ


O「どれかカズくんが、やってみたいのあ

った?」


和「えっボク、ですか?」


O「そう、だってカズくんが刺してみたいって思ってくれないと…」


そっかぁボクの刺してみたい気持ち…


和「…コレ…刺してみたいです」


O「コレ?」


和「はぃ」