*こちらは妄想のお話です。

大好きな方々のお名前を借りています。







パン屋さんを出て、その足で[まつ]へ行き、日曜の誕生日会について相談する。


予め、大体の人数は知らせていたので、松兄さんの方が、テキパキと決めてくれ、なんと会費を1人飲み放題付けても、びっくりする価格にサービスしてくれた。


もう料理は全てお任せ!でお願いし、

ケーキを智が用意してくれる事を伝える。




びっくりする価格の訳


『商店街の青年部さんたちも、お祝いしたいからって、色々持ち寄ってくれるからサービス価格なんだよ』って


智也さんは、美味しいお酒。

健さんは、オードブル。

太一さんは、野菜と果物。でゴウさんは二日酔いに効くドリンク剤(苦笑)

茂さんは金一封だって


びっくりして、俺が困った顔してたら、


『いいんだよ〜、引越し組も居るんだろ。

そっちの歓迎の意味もあるんだから、気にせず飲み食いすれば良い。』って


「ありがとうございます。」って言葉しか出ない。


ちょっと気持ちが嬉しくて、泣きそうになった。



「こんばんは〜」

って智さんが、ひょっこり


俺の顔を見るなり、


「ど、どうした? 松兄、何したんだよ。」


「なんにもしてねぇ、なぁニノちゃん?」


「は、はい、嬉しくて、ちょっと


「びっくりしたぁ、松兄に酷い事されたんかと思った。」


「お、お前、いい加減な事言うな

いつ、酷い事したよ、あぁ!」



「だってカズさんが


「はぁ、智、おまえ


「もう、やめてください(苦笑)

2人ともお願いですから


「あっ松兄、悪りぃ


智さん、眉が下がって情けない顔をしてる


「智さん、どうして?」


「俺はカズさん迎えにきたんだよ。帰り送っていこうと思ってさ。

夕飯も、まだだろ? 何か食べてからでも


「あ、ありがとうございます。

夕飯は軽くと思っていたので


「おい、おい、ならウチで食べていけよ

軽いのがいいのなら、焼きおにぎりの茶漬けがあるぞ。」


「あっ、俺それ食べたいです。」


って言ってカズさんが俺を見るから、


「じゃ俺も同じの!」

ってカウンター席に座る。


「アッハハ、焼きおにぎりの茶漬け、ツーな」


「「お願いします」」


ふふふと笑ったカズさんと顔を見合わせて、ほっとした。


俺は

この人を泣かせたくない