*こちらは妄想のお話です。
大好きな方々のお名前を借りています。
色々話をして、ラーメンを食べ、カズさんを家まで送っていく。
「コーヒーいかがですか?」ってカズさんに誘われたが、今日はこのまま帰ると言って、日曜にカレーを作るから食べに来てと誘ったら、喜んでとOKをしてくれた。
なんか鬱々してた昨日までの、自分にまで別れをした様な気分で自宅に戻り、雅紀にLINEで店じまいのお礼を入れる。
『良かったね、1人より2人だったでしょ』
とハデなスタンプが送られてきた。
そうだな、1人より2人だな…。
次の日の朝。
「智さん、おはようございます。」
「カズさん、おはよう」
って挨拶をしている俺たちをみて、雅紀がニヤニヤと嬉しそうで、行ってらっしゃいをしたあとに、根掘り葉掘り聞かれた。
疲れてた原因は、秋からの大型プロジェクトに選ばれてのプレッシャーらしいことを話すと、
「ニノちゃん、優秀なんだねぇ、忙しくなると、中華の日なんか誘えないのかなぁ。
新しいプロジェクトだとゲン担ぎの食べ物も変わるよねぇ」などと、なんか1人でぐるぐるつぶやいている。
「秋からだってさ、それまでは中華の日誘っても良いんじゃないのか?」って
いや、そうでなくても誘うだろ。
だって、あの2人での食事は楽しかったんだから、中華の日だって…
まずは日曜のカレーがある。