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学術的な面白さとエピソードの面白さもあり
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行動経済学の面白さ爆発
2022年8月5日に日本でレビュー済み
予想以上の面白さ。本質的には「経済学」であり、心理学的側面も強く内容も濃いのだが、分かり易い文体で丁寧に書かれているため頭にスルリと入ってくる。
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ソシオ・サイコロジーの一断層~感情生活の進化が意味することとは
2019年2月10日に日本でレビュー済み
ソシオロジーにおいて、感情生活の進化(evolution of emotional life)とは何を意味しているのでしょうか。 一般的な近代社会では、『自殺論』(中公文庫)などで著名なデュルケムらがいうように、 「分業に基づく協業」が行われ、その際にコモンセンスや共通の感情的基盤などは、 おそらく現代市民(contemporary citizen)の一般教養として欠かせないでしょう。
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よくまとまっていてわかりやすい
2022年3月21日に日本でレビュー済み
人間行動進化学門外漢でも興味を絶やさず、楽しく読み進められる。
少し値段高いけど、その価値あります。
世界のどこを見ても普遍的、かつ太古から存在している「アート」。このことを生物学的に考えたとき、人はそれを生み出す本能をあらかじめ持ち、進化してきたといえるのだろうか?
脳科学、神経科学、進化心理学などの見地からこの疑問に取り組み、、顔、体、数式、食事、貨幣、そして芸術の「美」を考察。人が生きるうえで「美」がどのような役割を果たし、人がアートを愛するに至るのかを明らかにする、画期的書籍!
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考えることは脳だけに依存しない事を気付かされました
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シン・46億年物語 ~反省だけなら猿でもできる!?~
2023年4月10日に日本でレビュー済み
生物の起源からの神経の系譜が分かるキレキレの研究者が執筆した
超一流の一大スペクタクルであり進化とトポロジーの関係性などを
強く感じる一冊。
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どれもトマセロの著作は読んでいて理解が難しかったが、本書は最もわかりやすかった。
2024年1月12日に日本でレビュー済み
著者のトマセロは、ヒトの主体的行動の起源を動物の進化に分け入って追求するという試みのもとに、①爬虫類トカゲの目標指向的行為主体、②哺乳類リスの意図的行為主体、③大型類人猿チンパンジーの合理的行為主体、④初期人類の社会規範的行為主体の4つの型を見出そうとしている。そして行為主体の心理的基盤がフィードバック制御システムであると主張しているのはとても興味深い。4つの型が各章ごとに図表化されているので、これを参照しながら読み進めることができた。
長い進化の過程で、人間はなぜ、どのように道徳感覚を手に入れたのか。進化で道徳を説明できるのなら、そもそも道徳理論など不要ではないのか。心理学や神経科学の最新の知見を交えてなされる活発な議論を一望。道徳とは、人間の本性とは何かを問うすべての人に向けた最良の入門書