キンカネは海にいる。
潮干狩りをしている。
アサリが捕れた。
キンカネは アサリを食べるわけではない。
いつか、海にいるアサリに 旅をさせてやりたかったのだ。
アサリのような 二枚貝は自分でなかなか 移動することが難しいだろうという、キンカネのやさしさか
らでた行動である。
20匹くらいのアサリが掘り出された。
アサリにしては迷惑な話だが、そのまま食べられてしまうよりは いいだろうと思いキンカネに従った。
キンカネは掘り出したアサリを 網にいれ、海を離れた。
網を口にくわえ 引きずりながら移動している。
アサリは 口をつぐみながら 地面と殻の摩擦にたえている。
もう海に帰りたい。 でも、どの道 食べられる。ありがた迷惑 でも ありがたい。
キンカネは 田んぼに着いた。 アサリと仲良くしてやってくれという事情は、キ
ンカネから、田んぼのタニシにはもう話してある。
アサリが 田んぼに放たれた。 タニシがアサリに寄ってきて、キンカネも田んぼに入って
一緒になって みんな 泥んこになって遊んだ。
キンカネとタニシはあまりに楽しかったので アサリに この田んぼに住むように勧めた。
しかし、アサリ達は 塩分がないと住めないという旨を伝えて、 海に帰りたいとせがんだ。
いくら田んぼでも 海の広さには勝てない。
キンカネと タニシはそれでも しつこく アサリに田んぼに残って欲しいと頼み込んだ。
アサリは キンカネとタニシがあまりにも 海に帰してくれないので、海に帰りたいと泣き出した。
キンカネと タニシも アサリと別れたくないと 泣き出した。
みんな、泣いている。 なき塩~ てな具合に
涙の塩分で だんだんと田んぼが 海のような辛さになってきた。
それが、アサリにはすごしやすい環境になった。
仕方がないので アサリは田んぼに残ることに決めた。
田んぼの塩分が強くなり、 逆にタニシが住みづらくなった。
それ以来、タニシはその田んぼに入るときは平ぺったい石で、口の部分をフタをして入るようになった。
しかし、田んぼの稲は 塩分で枯れた。
その後 アサリは その田んぼで繁殖を続け、潮干狩りのできる田んぼができた。
その、田んぼでは アサリと 小さなサザエ(石フタのタニシ)が捕れる。
それ以来、キンカネは 毎年 その田んぼで 食べるための 潮干狩りをするようになった。
潮干狩りをしている。
アサリが捕れた。
キンカネは アサリを食べるわけではない。
いつか、海にいるアサリに 旅をさせてやりたかったのだ。
アサリのような 二枚貝は自分でなかなか 移動することが難しいだろうという、キンカネのやさしさか
らでた行動である。
20匹くらいのアサリが掘り出された。
アサリにしては迷惑な話だが、そのまま食べられてしまうよりは いいだろうと思いキンカネに従った。
キンカネは掘り出したアサリを 網にいれ、海を離れた。
網を口にくわえ 引きずりながら移動している。
アサリは 口をつぐみながら 地面と殻の摩擦にたえている。
もう海に帰りたい。 でも、どの道 食べられる。ありがた迷惑 でも ありがたい。
キンカネは 田んぼに着いた。 アサリと仲良くしてやってくれという事情は、キ
ンカネから、田んぼのタニシにはもう話してある。
アサリが 田んぼに放たれた。 タニシがアサリに寄ってきて、キンカネも田んぼに入って
一緒になって みんな 泥んこになって遊んだ。
キンカネとタニシはあまりに楽しかったので アサリに この田んぼに住むように勧めた。
しかし、アサリ達は 塩分がないと住めないという旨を伝えて、 海に帰りたいとせがんだ。
いくら田んぼでも 海の広さには勝てない。
キンカネと タニシはそれでも しつこく アサリに田んぼに残って欲しいと頼み込んだ。
アサリは キンカネとタニシがあまりにも 海に帰してくれないので、海に帰りたいと泣き出した。
キンカネと タニシも アサリと別れたくないと 泣き出した。
みんな、泣いている。 なき塩~ てな具合に
涙の塩分で だんだんと田んぼが 海のような辛さになってきた。
それが、アサリにはすごしやすい環境になった。
仕方がないので アサリは田んぼに残ることに決めた。
田んぼの塩分が強くなり、 逆にタニシが住みづらくなった。
それ以来、タニシはその田んぼに入るときは平ぺったい石で、口の部分をフタをして入るようになった。
しかし、田んぼの稲は 塩分で枯れた。
その後 アサリは その田んぼで繁殖を続け、潮干狩りのできる田んぼができた。
その、田んぼでは アサリと 小さなサザエ(石フタのタニシ)が捕れる。
それ以来、キンカネは 毎年 その田んぼで 食べるための 潮干狩りをするようになった。