50歳手前、仕事がつまらない…虚しさを感じる日々と、私が本当に欲しいもの | 悩める中間管理職のぼやき

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もうすぐ50歳の大台が見えてきました。長年、社会人としてそれなりにキャリアを積んできたつもりですが、ここ最近、どうしようもなく仕事がつまらない、そして「なぜこの仕事をやらないといけないのだろう?」という疑問が頭から離れないのです。

決して怠けたいわけではありません。でも、自分の貴重な時間とエネルギーを、心から納得できない仕事に費やしていることへの「もったいなさ」が、日増しに強くなっています。

きっと、私と同じように感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、そんな私の胸の内と、世の中の「仕事を辞めたい」と感じる人たちの理由、そして特に「時間がもったいない」と感じる心理について、正直な気持ちを綴ってみたいと思います。

なぜ「仕事を辞めたい」と思うのか? 私と世間の声

私が今の仕事に対して「辞めたい」「つまらない」と感じる大きな理由は、価値を感じない仕事に長時間拘束されるからです。若い頃はがむしゃらに目の前の業務をこなし、新しいことを覚える喜びもありました。しかし、いつからかルーティンワークが増え、創造性や挑戦する機会が減り、「この仕事は誰にでもできるのではないか」「自分の価値はどこにあるのだろう」と感じるようになってしまったのです。

世間一般で「仕事を辞めたい」と感じる主な理由としては、よく以下のようなものが挙げられますよね。

  • 人間関係のストレス: 上司や同僚との相性が悪い、ハラスメントがあるなど。
  • 仕事内容への不満: やりがいを感じない、スキルが活かせない、単調すぎる。
  • 給与・待遇への不満: 労働に見合わない給与、昇給が見込めない、福利厚生が不十分。
  • 長時間労働・ワークライフバランスの崩壊: 残業が多い、休日出勤がある、プライベートの時間が取れない。
  • 会社の将来性への不安: 業績悪化、業界の先行き不透明感。
  • 健康上の理由: 心身の不調、過労。
  • 新しいことへの挑戦意欲: もっと自分に合った仕事があるのではないか、新しいスキルを身につけたい。

これらの理由に、多かれ少なかれ共感する方も多いでしょう。しかし、私の中で特に引っかかっているのは、やはり「時間の浪費」という感覚です。

「時間がもったいない」と感じる心理の深層 ~50歳手前だからこそ思うこと~

50歳という年齢が近づいてくると、否が応でも「人生の残り時間」を意識するようになります。若い頃は無限にあるように感じられた時間も、折り返し地点を過ぎると「あとどれくらい、自分のために使える時間があるのだろう?」と考えるようになるのです。

そんな中で、面白みも感じられず、社会の役に立っている実感も薄い仕事に毎日8時間以上も費やすことは、まるで自分の命を切り売りしているような感覚に陥ります。

  • 本当にやりたいことへの渇望: 「もし仕事に縛られなかったら、何をしたいだろう?」そんなことを考えると、趣味に没頭したり、新しいことを学んだり、家族や友人とゆっくり過ごしたり、あるいは誰かの役に立つような活動をしたり…やりたいことが次々と思い浮かびます。しかし、現実は日々の仕事に追われ、それらを実現する時間も気力も奪われているように感じます。

  • 「自分らしさ」の喪失感: 組織の中で「駒」として扱われているような感覚、自分の意見やアイデアが活かされない環境は、徐々に「自分らしさ」を失わせます。本当はもっと情熱を注げる何かがあるはずなのに、と。

  • 「このままでいいのか?」という焦り: 人生100年時代と言われますが、健康で元気に活動できる時間は有限です。「このまま定年まで同じような日々を送り、後悔しないだろうか?」という焦りが、ふとした瞬間に心をよぎるのです。

特に私たちのようなミドル世代は、ある程度の経験とスキルを積んできた一方で、体力的な変化を感じ始めたり、若い世代の台頭を目の当たりにしたりと、キャリアにおける転換期を迎えることが多いのかもしれません。だからこそ、「今のままで本当にいいのか?」という問いが、より切実なものとして迫ってくるのではないでしょうか。

同じように感じている人は、きっといる

「こんな風に感じるのは、自分だけなのだろうか…」と孤独を感じることもあります。しかし、少し周りを見渡したり、インターネットで検索したりすると、同じように「仕事がつまらない」「時間がもったいない」と感じているミドル世代の声は、決して少なくないことに気づかされます。

ある調査では、ミドル世代が転職を考える理由の上位に「仕事内容への不満」や「やりがい」が挙げられているそうです。これは、単に給料が良いだけでは満たされない、仕事そのものに対する意味や価値を求める人が増えているということなのかもしれません。

「辞めたい」の先にあるもの ~ただ逃げるだけじゃない、未来の選択肢~

「じゃあ、すぐに仕事を辞めるのか?」と問われれば、正直なところ、経済的な不安や次の仕事が見つかるかという現実的な問題もあり、即断できる状況ではありません。

しかし、だからといって思考停止して、ただ不満を抱えたまま毎日をやり過ごすのは、それこそ「時間がもったいない」と感じます。

私が今、考えているのは、**「今の状況を変えるために、自分に何ができるか」**ということです。

  1. 自己分析の深化: 自分が本当にやりたいことは何か、何に価値を感じるのか、どんな時に喜びを感じるのか。改めて自分自身と向き合い、価値観を棚卸しする時間を作りたいと思っています。

  2. 小さな一歩を踏み出す: いきなり転職や独立はハードルが高いかもしれません。でも、例えば興味のある分野の勉強を始めてみる、副業に挑戦してみる、ボランティア活動に参加してみるなど、今の生活の中でできる「小さな一歩」があるはずです。

  3. 情報収集と準備: もし本当に今の仕事から離れることを考えるなら、どんな選択肢があるのか、必要なスキルは何か、情報収集を怠らないようにしたいです。資格取得の勉強や、人脈作りも有効かもしれません。

  4. 「時間」の捉え方を変える: たとえ今の仕事が面白くなくても、その仕事から学べること、あるいはその仕事があるからこそ得られるもの(安定した収入など)もあるはずです。その上で、仕事以外の時間をいかに充実させるか、という視点も大切だと感じています。

まとめ:この虚しさとどう向き合い、未来をどう描くか

仕事が楽しくない、時間がもったいないと感じることは、決して甘えや贅沢な悩みではないと思います。特に、人生の後半戦を意識し始める私たち世代にとっては、より良い人生を送るために真剣に向き合うべきテーマなのかもしれません。

この記事を書きながら、自分の気持ちを整理するとともに、同じように悩んでいる方がもしいたら、「あなたは一人じゃないですよ」と伝えたい気持ちでいっぱいになりました。

すぐに劇的な変化は望めないかもしれません。でも、自分の心に正直に、そして諦めずに、より納得のいく時間の使い方、より自分らしい生き方を模索していきたいと思っています。

皆さんは、仕事や時間の使い方について、どんなことを感じていますか? もしよろしければ、あなたの考えや経験をコメントで教えていただけると嬉しいです。

 

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