先ほど、静岡県で起きた出来事のランキングをニュースで放映されていました。

その中で、幼稚園で起きた虐待がランキング上位になっていました。

このような悲しい出来事が上位になっていることに、心が痛みます。

 

皆さんは、このような虐待が何故、起きたのか想像できますか?

 

虐待をした本人たちは、この行動を『単なる悪ふざけ』と言う軽いノリで、

全く虐待という認識を持っていなかったから、起きてしまったのです。

 

今回の行動が、TVの、バラエティ番組で、タレントにしたことであれば許されるでしょう。

 

しかし、今回は、それを幼児に対して行った。

 

現在の日本人は、悪ふざけは=『単なる笑いの一部』そのような認識を持ってしまっているように思います。

 

この現象は、いわゆる『イジメ』にも共通しているように思います。

 

『イジメ』をする人は、それを『イジメ』という認識を持っていないのが、殆どだと思います。

している本人は、『悪ふざけ』や『からかい』としか思っていないと思います。

 

相手が、どのように受け止めるのか!

そのような事を考えずに言動していると思います。

 

私は、このような行動の背景に『お笑い番組』や『バラエティ番組』が影響していると思っています。

漫才では、されている相手は、『悪ふざけ』や『からかい』を、『笑いのネタ』としています。

相手が、それを受け入れているから成り立つのです。

 

しかし、『イジメ』は、相手が、それを受け入れていません。

そこでギャップが生まれ、『虐待』なるのです。

 

アカデミショーで、ある事件が起きました。

コメデイアンが、夫人の容姿を笑いのネタにしました。

 

現在の世界は、それが日常茶飯事になってしまいました。

『笑い』と言うものが、『低俗化』してしまっています。

とても悲しい事です。

 

私は、『お笑い番組』や『バラエティ番組』は見ません。

『低俗な笑いを見て悲しくなるからです。』