小説に、昏睡状態の時に、神の居場所だと思えるような所に行った、

そのように書きました。

それから12年後に、静岡県にある秋葉神社に行った時に自分自身でも

信じられないような光景を目にしました。

神社の大鳥居に、糸が掛けられていたのです。

鳥居の左の柱と右の柱の間は4〜5mくらいは、ありますので、

クモの糸とは、考えにくいと思います。

この場所に行ったのは、8月です。

 

私は、この糸を潜り、拝殿へと向かいました、

その間、誰とも会うこともなく、帰ってきた時には、

まだ、この糸はありました。

 

私は、この糸は、もしかしてこれが『結界』なのかそのように思いました。

そして改めて、私は何者なんだ??

そのように思いました。