やっっっ…………と 休みらしいことができた…うるうる。
秋ってなんでこんなに過ごしやすいのだろう。
春は花粉と年度変わりで世間全体が騒がしくて好きじゃないし
夏はとにかく暑くて外に出られないし台風も怖い
冬はとにかく寒くて除雪が面倒くさい
爽やかで快適な気候が素晴らしい秋という季節が最強なんじゃないかと思う。
子供の頃は春と秋が好きな人は大人ぶっていて嫌だ、と謎の嫌悪感を示していた。
子供なら子供らしく夏は海!山!冬は雪だるま!かまくら作りだろうが!と思っていた。
だがしかし大人になるにつれて少しずつ秋の良さがわかってくる。
紅葉の後落ちていく葉っぱを見てなぜか物悲しい気持ちになる秋…
夕暮れのオレンジ色から深い青色に変わっていくグラデーションが美しい秋…
長い夜を自分の好きなように過ごすのが楽しい秋…
洋酒の入ったチョコレートが食べたくなる秋…
ポクポクのサツマイモが美味しい秋…
栗ご飯が幸せな秋…
後半食いもんばっかりじゃねーか、とツッコミたくなるが9月下旬からのえげつない食欲によりわたしの脳内は食べ物のことで埋め尽くされている。
寒い冬に向けて皮下脂肪を蓄えるよう、人間の本能に刻み込まれた精神なのだからこれはしかない。
うん。そうだそうだ。
そして、秋の素晴らしく天気の良い休みの日に久しぶりにおでかけ。
お腹を満たした後に再び車を走らせる。
爽やかな青空。
林道を歩く。
一面落ち葉絨毯!
まんだら遊苑という体験型の博物館/美術館にやってきた。
五感で楽しむ美術館で地獄と極楽を体験できる。
口では説明できないようないろんな仕掛けがあってかなり作り込まれている。
蜷川実花の世界観のような異空間。
地獄ブースはかなり怖く大人でもトラウマレベル。
音や光に過敏な人は無理しない方がいい。要注意。
自分も音と光が少し苦手なので地獄ブース出た後に少し偏頭痛を起こした。
現世で悪いことをしたら死んだらここに連れて行かれますって言われたら今後の日頃の行いを少し改めるかも!?
現代アート、八代亜紀風ポーズを添えて。
現代アートに溶け込もうとする夫婦。
芝生でイェア。
初めて来たけど大人料金400円でこんなに楽しめるとは思わなかった。
地獄は狂気!
極楽は静か!
本当に死んだ後にこんな世界が広がっているかは誰もわからないのにここまで作り込まれているのは凄い。
まんだら遊苑を出た後も不思議な余韻があった。
輪廻転生や霊や信仰的なことを抜きにして、五感で楽しめるアートだと思って楽しむもよし。
展示作品からさまざまな考察をするのも深みがあってよし。
いろんな楽しみ方ができるところだなと思ったのでまたいつか来たい。
天気に恵まれた良いおでかけだった。
次はどこへ行こう〜