いつもお読みいただき
有難う御座います。


日本と海外の「洗顔」に対する考え方の違いがあります。

ヨ-ロッパの女性たちは、洗顔をほとんどしません。

スキンケアもとてもシンプルです。

朝起きてシャワ-を浴びるとき、
体を洗う"ついで”に顔もパシャパシャと洗い流す程度です。

その代わり、彼女たちにとって「ふき取り化粧水」や
「拭き取りシ-ト」は毎日のスキンケアに欠かせない必需品です。

朝は、シャワ-を浴びても必ず「ふき取り化粧水」
で顔の汚れをふき取ります。

その後クリームをつけて、ポイントメイクをしたら、
お出かけ準備完了。

夜のお手入れも、「ふき取り化粧水」でメイクを落として、
「クリーム」をつけるだけです。



洗顔をしない理由は、大きく分けて2つです。

ひとつは、水の問題です。

日本の水は主に軟水ですが、
ヨーロッパの水はミネラル分がひじ用に多い硬水なので、
水を顔で洗うとつっぱってゴワゴワの肌になってしまいます。

ですから、昔から「水で顔を洗う」という習慣はなく、
洗顔はむしろ「避けるべきこと」という認識です。

もう一つは、メイクがとてもシンプルだということです。

これはヨーロッパに限らないです。

欧米では、都会でも地方でも、
フルメイクをしている女性にはほとんどお目にかかりません。

会社に出勤する時も、リップロスや口紅、
アイシャド-やマスカラといったポイントメイクだけ、
というのが主流です。

ですから、普段は「ふき取り化粧水」だけで十分。

都によっては「クレンジング料」も使いますが、
苦レイジング後はふき取るだけでもやはりダブル洗顔はしません。

「洗顔しないなんて、考えられない」「肌は大丈夫?」と
思ってしまう人も多いでしょう。
でもこれは、単なる風土と文化の違いにすぎません。

洗顔意外の方法であっても「汚れを落とす」
「メイクを落とす」ということがちゃんとできていれば、
何の問題もありません。

見かたを変えれば、日本の女性は下地やファンデ-ション、
コンシ-ラ-まで使ってフルメイクをするからこそ、
それをキッチリ落とすために、しっかりと洗顔をせざるを得ないだけ、
とも言えます。

でも、ここで少し考えてみてください。

日本では顔を洗うのは「洗顔料」、
メイクを落とすのは「クレンジング料」と分けて考えますが、
本当に分ける必要があるのでしょうか?

汚れとメイクをしっかり落とせるなら、
わざわざダブル洗顔する必要なんてないのでは?

ひょっとして、泡たっぷりの洗顔料を使って、
洗顔後に肌がキュキュとするくらいツルツル・スベスベにならないと、
「洗った気がしないだけ」ではありませんか?


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有難う御座います。