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●社会不安障害って?
あがり症がエスカレートすると、
社会不安障害と言われることがあります。

これは特定の状況下で過度に緊張してしまい、
その状況を意図的に避けるようになるといった病気です。

日常生活に支障をきたす場合も多いですが、
病気だと気付かずに1人で悩み続ける場合もあり、
なかなか世に知られていません。


以下、例を紹介していきます。

・赤面症
大勢の前、または異性の前などで顔が赤くなってしまうのを
極端に恐れる症状です。

特段「コミュ障」ではなく、むしろコミュニケーションが
活発な人でもこの症状に悩まされる人はいます。

赤面すること自体が問題なのではなく、
赤面する前から「赤くなったらどうしよう」という
羞恥心に支配されることが問題だと言われており、
まずは「赤面は悪いことではない」と言い聞かせることが重要です。

人間は赤面する唯一の動物であり、生理現象なのですから。


・視線恐怖症

視線恐怖症には自己視線恐怖症、
他者視線恐怖症、
正視恐怖症、
脇見恐怖症の4種類あります。

自己視線恐怖症は
「自分の視線が相手に不快感を与えてしまうのではないか」
という恐怖、

他者視線恐怖症は「人に見られるのが怖い」という恐怖、

正視恐怖症は人との距離が近い時に目を合わせたくないという恐怖、

脇見恐怖症は視界に何かが入ると意図せずそこに目が行ってしまい、
キョロキョロしてしまうという症状です。

いずれかに当てはまる人も多いのではないでしょうか? 

視線恐怖に関しては「人は自分のことなど気にしていない」こと、

また「見られたとしてもそれは否定的な感情ではない」
ことをしっかりと認識することが治療の近道となります。

最後までお読みいただき
有難う御座います。


あがり症改善術