あの日から。18 | 日々是奇跡〜妄想の嵐〜(bl小説)

日々是奇跡〜妄想の嵐〜(bl小説)

素人の妄想で綴った戯言話です。
BLが苦手な方は足を踏み入れませんように…
翔潤*末ズがメインです。
嵐さん大好きです。浅くて薄いファンですのでお手柔らかに。






昨日潤くんが「繋がりたい」と
言ったのは身体のことだと思う。
なんだか改めて潤くんも
求めてくれてることに
俺の胸は満たされていた。


潤くんにどう触れていいのか
分からなくて。

でも、これからもずっと
一緒にいるんだから
焦る必要はないと思ってる。

久々に『櫻井先生』の名前を聞いて
どうしようもなく焦る自分もいる。


「潤くん、起きて。」

「ん…。」


布団から出ている真っ白な肩を
チュッと吸って首に頬にキスする。


「んっ…カズ…。」

「起きた?ふふふ。」

「ん~!」


伸びをする潤くんに掛かった布団が
肌蹴る。
そんな潤くんの胸をツンツンする。


「誘ってんの?」

「えっ!違うよ!」


潤くんは慌てて起き上がると
Tシャツを被って
シャワーへ向かった。

潤くんの背中を見送る。


せっかくだから、今日は
インスタントはやめて豆を挽こう。

新しいお揃いのマグを見つめる。
前のマグが割れたあの日から
どれくらい経ったかな、
思いながら挽く。


テーブルに置いてある潤くんの
携帯には俺が付き合って1年のときに
あげたキーホルダー。
携帯を変えてもストラップにして
付いている。あげた時と比べると
傷も付いてるだろうし随分色褪せた
気がするけれど潤くんは
「光にかざすと、もらった頃のままキラキラしてキレイなんだよ。」
と大事にしてくれている。



「豆から挽いてくれたの?いい匂い~。」


潤くんがシャワーから出て来て、
俺の横へ来た。


「潤くんの方がいい匂いだよ。食べたいもん。」


潤くんの頬にチュッとすると
パッと離れて
「ト、トースト、でいい?」
と赤くなった顔を俯いて隠した。


「晩は家に帰って、明日、智とお店に行くから。」

「はーい。」

「…ちゃんと、来てね?」

「はーい。」

「夕方起こす?」

「大丈夫、潤くんと違って目覚めは悪くないから。ふふっ!」

「もー!確かにそうだけどー。」

「潤くん、時間大丈夫?」

「あ!急がなきゃ。」

「後片付けはしとくから。」

「ありがとう。ごめんね。」


潤くんは準備をして、テーブルに
置いてあった携帯を持って
「いってきます。」
と出かけていった。
 


久々に。
あの日を思い出す。

卒業式。

「はやく、はやく終われ。」
願ったあの日。
「夢じゃないよ。」と言った
櫻井先生。
あの日の潤くんの涙。




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