君は私に
普通の恋心を抱かせてくれる唯一の人
君は私を
普通の女の子で居させてくれる唯一の人

それを君に見せる事はないけれど

それでも
君を、独り想いながら
笑って 泣いて 怒って
君がくれる言葉達に
感情が沸き上がる

その度に
あまりに普通に恋する自分に驚くし
嬉しくもなる

それだけで良かったんだ
そのままが良かったんだ

でもね…



君がどんな君でもきっと
愛するこの気持ちが変わる事はない

それは…
ワケなく君を愛してるから
その…
ワケを受け入れ愛してるから


完璧を求められるプレッシャーを拭える程の度胸は
私にはないんだょ…


やっぱり私は
普通にはなれないんだ

ダカラ今は
君と会話した後は涙が止まらないよ


会いたくて
寂しくて
抱き締めて欲しくて
知って欲しくて

そんな事が言えてたら

ワガママ言って
怒られて
ケンカして
それでも一緒に居たくて
無邪気に笑い合い
素直に愛し合う

そんな普通の関係になれなくて
本当にごめんね

もし私がそんな女の子だったら

私は君を
楽しませてあげられたかな
私は君に
喜びを与えてあげられたかな

君は少しでも
可愛いと想ってくれたかな…
君は少しでも
守りたいと想ってくれたかな…
君は少しでも
この愛に気付いてくれたかな…

きっと私達はあの時
そんな普通な恋愛をしていたんだね

きっと私達は今
変わらなきゃいけないんだ


君は本当に弱いから
私が強くなるよ

私は君を
愛しているから

これからもずっと
君は愛されているから


息が出来る場所がある
暗くて恐いけど
静かで何も無いトコだけど
まるで
本当は人なんてモノは
存在していないんぢゃないかって位
誰も居ないケド
本当は何もかもが嘘で
生きてるこの道も
存在していないんぢゃないかって位
別世界だケド

デモ、だからきっと
息が出来るんだ…


息が出来ない場所がある
明るくて楽しいけど
賑やかで何もかも有るトコだけど
まるで
本当は人ってモノしか
存在していないんぢゃないかって位
人ばかりだケド
本当は何もかもが嘘で
生きてるこの道も
夢を見てるだけなんぢゃないかって位
人と触れ 笑い合えるトコだケド

デモ、だからきっと
息が出来ないんだ…


だからきっと

そんな自分が大嫌いなんだ…

握りしめた手は
悲しいくらいに力強くて
震えていた

未来を見据えた希望と
過去を笑える覚悟と
今この場所を離れる不安で
力いっぱいの溜め息を原動力に
旅立とうとしていた


なのに…
君の道を邪魔するのはいつだって
強がった不安と
見返り求めた愛だったね…

それは愛ぢゃないことを知っていながらも
それを不安だと知らずに

そして…
君の背中を押すのはいつだって
血のない妥協と
計画と言う名の夢だったね…

その夢に怯えている事
僕は知ってるよ
その妥協には溢れる血が通ってる事
僕は知ってるよ


世の中にどれだけの愛を見出だせるのか
この世にどれだけの悲しみが蔓延っているのか
現代にどれだけの孤独が存在しているのか


そんな事に興味を示す事はなく
まるでこの世には君しか存在していないかの様に
冷たい言葉を並べるね


なのに…
何でそんなに泣いてるの?

だから…
そんなに泣いてるのかな…

見えてるよ
聞こえてるよ
感じてるよ

完全武装…

出来てないよ………?


だからもぅ
話さなくていいよ


君が誰かを愛せなくても

君が愛されていないと感じても

僕は君を愛してるから


握りしめた手は
悲しいくらいに力強くて
震えていた


君は本当に
温かいんだね…