こんばんはお月様家庭教師のとしです。

 

今回は、2021年度第1回本郷中学【算数】の簡易解説になります。

 

本郷中学は前回の芝中学同様、男子の難関校の一つで、算数の問題は毎年難しいのですが、今年度の問題はびっくりする程簡単になりました

 

今年度の入試結果(受験者平均約7割 合格者平均約8割)からも明らかだと思います。

 

具体的には、3番のグラフを絡めた問題ですが、毎年読み取りがかなり難しいのですが、今年度は読み取りが簡単でした。⑶は差が付きそうですが、解答できた受験生も多かったように思います。

 

続いて、4番の会話文形式の問題ですが、毎年誘導問題となっており、⑵までは解答できることが多いのですが、今年度は題材が正三角形とそれに内接する円を絡めた面積の問題であり、同様の問題は一度は目にしたことがある受験生が多かったと思われますので、完答できた受験生も多かったと思います。

 

最後に5番の問題ですが、毎年難しめの平面図形や立体図形の出題が多いのですが、今年は一見すると見慣れない問題ですが、誘導となっているので、比較的易しめに感じました。⑶がやや難しめなので、ここも⑵まで解答できれば差はつかないと思われます。

 

2021年度がかなり易化しましたので、2022年度は例年通りの難易度に戻ることが予想されるので、しっかり準備して挑みたいですね。



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