血圧の高い状態が続くと、血管に過度の負担がかかります。
結果として、動脈硬化が進んだり、血液の流れが悪くなったり、血栓(血の塊)ができやすくなります。
やがては、脳卒中・心筋梗塞・腎不全などの命に係わる合併症が現れてきます。
心臓は流れにくくなっている血管に高い圧力で血液を送り続けているため、筋肉が厚くなり、心肥大や心不全という心臓機能の低下を招きます。
血液中の食塩の成分であるナトリウムが増えると、血管は水分を取り込んで塩分濃度を調整しようとします。
このため血液量が増え血圧が上がります。