こどもの睡眠不足は、その成長過程に重大は影響を与えます。

 

脳の発達にも悪影響がでます。

 

睡眠不足は脳の前頭前野の機能を低下させます。

前頭前野には、「思考する」「行動や感情をコントロールする」「他者への共感」「コミュニケーション能力」「意欲を出す」という大事な機能があります。

 

この機能が低下すると、イライラしたり、気分の落ち込み、行動の制御ができなくなるなどの症状がでます。

 

前頭前野は「人間を人間らしく」する脳です。

 

また、睡眠時間の短い子どもは長い子に比べ「海馬」が小さいことがわかってきました。

 

海馬は睡眠中に活性化し、昼間体験したことを知識として蓄積する大切な場所であり、学習能力にも影響します。

 

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