
春どころじゃない人へ。私は地獄のような暗闇から抜け出す事が出来て今幸せに暮らしています。
何を試したから良くなった(私の場合は人間関係の孤立と鬱状態でしたが)とかではなかった気がします。ひたすら七転八倒して苦しみ時間の経過を待ちました。もしかすると、時間は最大の味方なのかもしれないです。そしてカーテンも開けられないまま寝ていた私をお天道様は心配してくれたのかもしれないです。
今、春の日差しと春風の中を散歩して来ました。主治医からは当時「散歩がいいよ」と言われましたがそれどころではありませんでした。
辛いというのは、ゆとりも余裕もない、という事。人に迷惑をかける場合もあるという事。みんなが寝てる時間に電話したくなるという事。誰かにしがみついてでも良くなりたいと思う事。身なりどころかお風呂にも入れなくなるという事。周りの人が引いてしまうほどなにもかもが醜くなる事。
私は今、自分の体調と相談しながら、そんな闇にいる人へ手を差し伸べるピアサポーターという仕事に就きました。
「春ってこんなに気持ちが良かったんだな。」。そう心から思える日が来る事をお祈りします。