検事 霞夕子 第3話 年一回の訪問者
閑静な住宅地、板倉家では一年に一度のピアノの調律が行われていた。
古いアップライトのピアノを調律してもらうと板倉茂男(麿赤兒)はうるさくてかなわないと出かけてしまう。
そうして出かけていった茂男が雑木林の中で死体で見つかるのだった。
雑木林に早速呼ばれたのは警視庁捜査一課の警部・占部明日香(神保悟志)ら。
そこへ検事・霞夕子(沢口靖子)が検察事務官の桜木洋一(西村和彦)と共にやってくる。
外傷はまったくなくおそらく心臓発作が死因だろうという占部。
茂男は心臓に疾患を抱え、ニトログリセリンを常備していたが死亡した当日は薬を持ち歩いていなかったという。
よく見ると左手にふたのない薬入れを握りしめていた。
さらに夕子の目は、あることを見逃さなかった。
夕子は早速板倉家を訪れ、茂男の部屋を見せてもらう。
息子の数馬(宮川一朗太)と妻の仁美(高橋ひとみ)に案内される。
夕子は茂男の左手にあるペンだこを見逃さず、左利きであることを息子たちに確認する。
また薬をその日も茂男が持って出たかどうか確認すると、几帳面な父親が薬を出かける際に忘れるはずはないという。
さらに夕子は茂男の靴を見せてもらうことに。
そこでさらに夕子は他殺であると確信するのだった。
いったい夕子は何に気づいたのか。
さらに司法解剖の結果、茂男は心臓発作ではなく現場の水たまりに頭を押さえつけられて殺害されたと見て間違いないという判断が下される。
早速、夕子はさらなる捜査を進めるため、仁美に話を聞くことに。
沢口靖子 西村和彦 神保悟志 高橋ひとみ ほか
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