アンチエイジングと美容の強い味方!かぼちゃの栄養 

 

アンチエイジングにかかわる活性酸素とは?
 

 

男女問わず、いつまでも若々しく、健康的に過ごしたいですよね。年齢を重ねると、ストレスや栄養不足、病気、紫外線による日焼けなどのさまざまな要因による見た目の変化も気になってきます。


そんな肌の老化を促進させる原因のひとつに、活性酸素があります。

 

活性酸素は、私たちの体のなかで、免疫機能として働く一方、過剰に産生されると、細胞を傷害し、肌老化だけでなく、がんやさまざまな疾病を引き起こす要因となります。


活性酸素の過剰産生を防ぐために、抗酸化作用のある栄養素を摂取することが大切です。


では、抗酸化作用のある栄養素とは、いったいなんでしょうか?

 

 

かぼちゃには美肌にかかせないビタミンA(βカロテン)、
ビタミンC、ビタミンEが豊富!
 


かぼちゃには、抗酸化作用のあるビタミンC、βカロテン(必要に応じて、体内でビタミンAに変わる)、ビタミンEが豊富です。

 

ビタミンCの効果
 

ビタミンCは、紫外線による皮膚などのメラニン色素の増加を防いで日焼けを予防します。
また、肌のハリや弾力の元となるコラーゲンの生成を助ける働きもあります。

 

βカロテンの効果
 

βカロテンは強い抗酸化作用があり、皮膚や粘膜を保護する働きがあり、肌のハリや潤い、弾力を保ちます。

 

ビタミンEの効果
 

ビタミンEは血行を良くして、新陳代謝を促しシミやそばかすをできにくくして、老化の原因となる活性酸素の発生を防ぎます。

 

これらのビタミンは、"ビタミンACE(エース)"と言われ、一緒に摂ることでお互いの抗酸化作用を助け合います。まさに、ビタミンのエースなのです。


かぼちゃのほかにビタミンACEが多いのは、パプリカ、ブロッコリーなどです。

 

かぼちゃは、β-カロテンやビタミンCを多く含むので風邪予防に効果的です。

 

たんぱく質が豊富な肉や魚、卵や大豆製品と一緒に摂ると、免疫力の向上などが期待できます。

 

 

かぼちゃは風邪予防や高齢者の食事にもおすすめ
 

また、野菜の中では、エネルギー量が比較的多いので、風邪をひいて食欲がない時や、食が細くなってしまった高齢者の食事にもおすすめです。

 

 

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かぼちゃの栄養でアンチエイジング
  • ■メラニン色素の増加を防ぎ、コラーゲンの生成を助けるビタミンC
  • ■皮膚や粘膜を保護し、肌のハリや潤い、弾力を保つβカロテン
  • ■血行を促進し、新陳代謝を促し、シミやそばかすをできにくくするビタミンE

かぼちゃには、アンチエイジングにおすすめのビタミンがたくさん!

 

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βカロテンの吸収率UP!おいしいかぼちゃの調理法
 

かぼちゃが収穫されるのは、夏から初秋にかけてです。一般的なかぼちゃは、長期保存ができ、もともと日本では、野菜が少なくなる冬に食べることが多かったようです。

 

収穫時はでんぷんが多く、時間とともに熟成し、糖分に変わります。そのため、秋から冬にかけて、甘みの強いおいしいかぼちゃを食べることができるのです。

 

かぼちゃに含まれるβカロテンは、脂溶性ビタミンなので、油脂と一緒に摂る(炒める、揚げる、油で和える、肉や魚など脂質を含む食材と組み合わせる)と吸収率があがります。

 

調理の際、硬くて切れない場合は、電子レンジで2分ほど加熱しましょう。まだ不十分と感じたら、1分ずつ加熱し、様子を確かめ、切りやすくなってから切りましょう。

 

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おいしいかぼちゃの選び方

 

大きさのわりにずっしりと重く、皮がかたいものを選びましょう。夏以外に買うときは、へたが黄色く枯れていて、縦に溝が入っていたら完熟しています。小さくてやわらかいものや付け根が青いものは水分が多く、甘みが少ないので避けます。ヘタの部分がコルク状に乾いて、ひびが入っている位のものがおいしいです。カット売りの場合は、果肉の色が濃いもの、肉厚で空洞がなく、種が膨らんでびっしりしており、切り口が鮮やかでワタが乾いていないものを選びましょう。

 

 

かぼちゃの保存方法

 

丸ごと保存する場合は、風通しの良い冷暗所に置きましょう。

比較的長期間保存することができます。

 

切った後は、ワタや種を取り除いてラップをし、冷蔵庫で保存します。

一度加熱してから冷凍保存した場合は、解凍せずにそのまま料理に使えます。

 

 

かぼちゃの名前の由来は?
 

かぼちゃは、16世紀ごろ、カンボジアから日本へ入ってきたため、カンボジアがなまってかぼちゃ、と呼ばれるようになったと言われています。

 

また、ポルトガル語でアボブラということから、九州では「ぼうぶら」とも、「唐から来たなす」という意味で「とうなす」とも呼ばれます。

 

土地を選ばず栽培でき、収穫量が多いため、第二次世界大戦の戦中、戦後には都市の空き地でも盛んに栽培され、人々の空腹を満たしたと言われています。

 

 

「西洋かぼちゃ」と「日本かぼちゃ」
 

いま、日本で入手できるかぼちゃは、大きく分けて4種類あります。 スーパーなどで見かける一般的なかぼちゃは、「西洋かぼちゃ」です。果肉はきめ細かく、甘みが強くほくほくしています。


「日本かぼちゃ」の果肉は、水分が多くて薄味で粘質があり、煮崩れしないため、煮物にむいています。


楕円形の黒皮かぼちゃや、ひょうたん型のバターピーナッツなどがあります。


そのほか、西洋かぼちゃと日本かぼちゃの雑種の「雑種かぼちゃ」や「そうめんかぼちゃ」と呼ばれる、金糸うりなどの「ペポかぼちゃ」があります。

 

 

「西洋かぼちゃ」

 

 

「日本かぼちゃ」

 

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監修:牧野直子(まきの・なおこ)

 

管理栄養士、料理研究家、ダイエットコーディネーター。

「スタジオ食(くう)」代表。おいしくて体にやさしいレシピや健康的なダイエット法などを提案し、テレビ、雑誌、料理教室、健康セミナーなどで幅広く活躍中。

共著に『2品おかずで塩分一日6g生活』(女子栄養大学出版部)ほか。

 

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