毎日、飲んでますか?!再確認!緑茶のうれしい効果

 

ほっと一息つきたい時に飲む緑茶。爽やかな香りと渋みの後に広がる旨みが、私たちの心をときほぐしてくれます。今回は、緑茶がもたらしてくれるさまざまな効果をご紹介します!

 

緑茶特有の三大成分

 

栄西による『喫茶養生記』には、「茶は養生の仙薬なり」と書かれており、お茶が古くから体によい飲み物であることが知られていました。特に緑茶には、他の植物にはない、特有の成分が含まれており、それらが私たちの心と体を健やかな状態に保つ働きがあると考えられています。

 

 

【カテキン】

 

渋みのもとになっている成分です。ポリフェノールの一種で、血圧や血糖、悪玉コレステロールなどをコントロールし、生活習慣病の予防に役立っていると考えられています。また、活性酸素を消去する抗酸化作用、殺菌作用も期待されています。

 

【テアニン】

 

旨みのもとになっている成分です。テアニンは、脳や神経細胞の興奮をおさえる働きがあります。お茶を飲んでほっとリラックスできるのは、このテアニンの効果によるものです。

 

【カフェイン】

 

苦味のもとになっている成分です。中枢神経を興奮させたり、心臓や腎臓の機能を活発にする働きがあります。長い歴史の中で、お茶が飲まれるようになったのは、カテキンの目覚まし効果が期待されたためと考えられています。緑茶は、目覚まし効果や興奮作用、それとは逆のリラックス作用の両方の効果を保った珍しい植物です。

 

ビタミンも豊富!

 

緑茶にはビタミンB1、ビタミンB2、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、ビオチン、ビタミンC、β-カロテンが含まれています。中でも豊富なのがビタミンC。ビタミンCには、カテキンと同じ抗酸化作用や抗ストレス作用、免疫力を高める作用があります。

 

おいしい煎茶のいれ方

 

上級煎茶は、渋みを抑えて旨みを引き出すよう、80℃ほどの低温でいれましょう。普通煎茶は、90〜100℃の高温で、香りと適度な渋みを引き出しましょう。

 

①ティースプーン2杯(約4g)の茶葉を急須に入れる。

 

 

②上級煎茶の場合はポットのお湯を湯飲みに入れて冷ます。
普通煎茶の場合はポットのお湯を直接急須に入れる。

 

 

③急須に湯を入れ、30秒ほど浸出させる。

 

 

④少量ずつ均等に注ぎ分ける。
急須に湯が残らないよう、最後の1滴までしぼりきる。

 

 

お茶は病気を治す薬ではありませんが、毎日続けることによって、病気を遠ざけることができると考えられています。古くからの親しまれてきた健康習慣、見直してみませんか?

 

 

※ ハウスダイレクト 活きいき便り 2022 Vol.116 5月号 

の掲載記事から引用しました。参考になれば幸いです。

 

 

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