「ゆで卵」そのまま食べたら損!足すだけで痩せ効果がアップする食べ物とは?<管理栄養士が解説>

 

たんぱく質も摂れて低糖質、かつ手軽に食べられるメニューの一つ「ゆで卵」。ダイエット中の食事に役立てている方も多いかもしれませんね。そんな魅力的な食材とはいえ、ゆで卵ばかりの食事では、栄養バランスが偏ってしまいます。 そこで今回は、ゆで卵のダイエット効果を高める「食べ合わせ」に注目します。あわせて効果的な食べ方についても触れますので、ぜひ参考にしてください。

 

痩せ効果アップ!ゆで卵と組み合わせたい食材

 

痩せやすい体づくりに欠かせない「良質なたんぱく質」を含む卵。しかし、実は卵にはビタミンCと食物繊維が含まれていません。

 

たんぱく質を十分摂取することは痩せ体質への第一歩。とはいえ、たんぱく質のほか糖質や脂質といったエネルギー源となる栄養素の代謝をサポートする、ビタミンやミネラルの摂取も欠かせません。

 

ここでは、痩せ効果を高めるためにゆで卵と組み合わせたい食材をご紹介します。

 

ビタミンCが豊富な食材

 

野菜や果物などをゆで卵と組み合わせて食べることで、ビタミンCを補給しましょう。ビタミンCに直接痩せ効果を高める働きはないものの、抗酸化作用により体を若々しく保つ効果が期待できます。

 

ビタミンCの摂取は毎日元気に過ごす基盤づくりに役立つため、ダイエットに欠かせない運動に取り組む意欲をもたらしてくれるでしょう。

 

ビタミンCを多く含む野菜には、以下のようなものがあります。

 

・ブロッコリー

・ピーマン

・パプリカ

・カリフラワー

・豆苗

 

ビタミンCは水溶性のビタミンです。生で食べるのが最も効率よくビタミンCを摂取する方法ですが、加熱が必要な野菜は茹でるよりも電子レンジで調理すると良いでしょう。

 

その点、果物であれば野菜よりも効率よくビタミンCを摂取できる可能性があります。果物では、かんきつ類やキウイフルーツ、いちごなどがビタミンCが豊富です。

 

ゆで卵だけで済まさずに、野菜サラダやフルーツを一緒に摂ることを意識してみてくださいね。

 

海藻類・きのこ類

 

海藻類やきのこ類は、食物繊維が多く低カロリーの食材です。食物繊維はビタミンCと同様、ゆで卵に含まれていない栄養素のため、積極的に組み合わせてみると良いでしょう。

 

摂取カロリーが抑えられるうえ、満腹感も得られやすい点も痩せ効果を高める大きなポイントとなります。

 

海藻類ならわかめやめかぶ、もずく、焼きのりなどが比較的手軽に摂取しやすいでしょう。寒天を使用したゼリーなら、デザートにも◎。きのこなら、野菜類とあわせて具だくさんスープにするのもおすすめですよ。

 

痩せやすい体づくりのためのゆで卵の食べ方

 

ゆで卵をダイエットに役立てるためには、食べ合わせ以外にも意識しておきたいポイントがあります。ここではゆで卵の摂取タイミングや、食べる際の注意点についてみていきましょう。

 

朝食に摂る

 

たんぱく質を多く含むゆで卵は、朝食に食べるのがおすすめです。1日の始まりに食べる朝食でたんぱく質をしっかりと摂取することで、効率よく筋肉量を増やせると言われています。

 

筋肉量が増えれば基礎代謝のアップにつながり、脂肪燃焼効果を高めることに役立つでしょう。また、たんぱく質や脂質を含むゆで卵は腹持ちも良いため、昼食までの間食を防ぐ効果も期待できます。

 

調味料の使い方に注意する

 

ゆで卵を食べる際は、調味料の使い方にも注意が必要です。カロリーの高い調味料、例えばマヨネーズやオイル入りのドレッシングの使いすぎはダイエットの妨げになる可能性があります。

 

とはいえ、塩ばかりでも飽きてしまいますよね。そんな時はスパイス類を活用してみるのもおすすめ。エスニックや中華など、好みのスパイスを試してみてくださいね。

 

まとめ

 

ゆで卵は栄養価が高く、痩せ効果が高い食品の一つであると言えます。しかし、ゆで卵だけでは摂取できない栄養素もあるため、それを補完するための食材を組み合わせて食べると効果的です。

 

ゆで卵を含め肉や魚、大豆製品などからもたんぱく質を摂取することを意識すれば、より健康的に痩せることが可能となるでしょう。

 

【参考文献】

日本食品標準成分表(八訂)増補2023年:文部科学省

朝食でタンパク質をしっかり取るのが筋肉量増加に効果的 早大研究で判明 | Science Portal | 科学技術振興機構(JST)

 

 

著者の紹介

鈴木亜子

 

管理栄養士/ライター。大学卒業後、主に医療機関に勤務。チーム医療の一端を担い、生活習慣病などさまざまな疾患の栄養管理に取り組む。得意分野は糖尿病で、療養指導や透析予防、重症化予防などを担当した経験も。現在は豊富な栄養相談経験を活かし、ウェルネス関連の記事執筆および監修に携わる。

 

※ 2025-04-04  ヨガジャーナル オンライン

の掲載記事から引用しました。参考になれば幸いです。

 

 

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