トラブルの原因になる“NG掃除5選”「うっかりやってた」「故障の原因になるんだ…」

 

aidog/ハウスキーピング協会認定 お掃除スペシャリスト クリンネスト1級取得・時短家事スペシャリスト

 

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。よかれと思ってやった掃除法が、逆にトラブルの原因になることも。この記事では、意外と知られていない「やってはいけない掃除行動」を5つご紹介します。これを知っておけば、安全かつ効率的にお掃除が進められますよ。

 

NG⒈排水口に熱湯を流す

 

「熱湯を流せば排水口のヌメリや汚れが一気に解消できる」と思っていませんか? 実は、危険な方法なんです。キッチンや浴室の排水管は塩化ビニル製が多く、耐熱温度は約60度。熱湯を流すと変形や破損の原因になることがあります。

 

正しいやり方

 

熱湯ではなく、市販の排水口クリーナー(例:パイプユニッシュなど)を使うか、40度程度のぬるま湯と中性洗剤で汚れを落とすのが安全です。

 

NG⒉掃除機で水や湿ったゴミを吸い込む

 

キッチンや洗面台周りでは、湿ったゴミや水滴をそのまま掃除機で吸いたくなることも。でも、これは掃除機故障の原因になります。

 

正しいやり方

 

まずは布やタオルで水分をしっかり拭き取り、湿ったゴミは手や使い捨てペーパーで取り除きます。その後で掃除機を使うようにしましょう。

 

NG⒊換気せずに洗剤を使用する(特に塩素系洗剤)

 

強力な塩素系洗剤は、使い方を誤ると健康被害のリスクも。換気をしないまま使うと、有害なガスが部屋にこもってしまいます。

 

正しいやり方

 

作業をする際は、必ず窓を開けるか換気扇を回して、しっかり換気を行いましょう。窓がない場合は、換気扇を必ず回し、ドアを開けて空気の流れを作ることが大切です。また、長時間の作業では定期的に休憩を取り、新鮮な空気を吸うように心がけましょう。

 

NG⒋洗剤同士を混ぜる(塩素×酸性)

 

「もっと効果的に汚れを落としたい」と思って、複数の洗剤を同時に使いたくなることがあるかもしれません。しかし、塩素系洗剤(例:キッチン泡ハイター、カビキラー)と、酸性洗剤(例:クエン酸、サンポール)を一緒に使うと、有毒ガスが発生し、健康に重大な影響を及ぼす危険性があります。

 

正しいやり方

 

洗剤は必ず1種類ずつ使うようにし、使用前にはラベルをしっかり確認して、混ぜてはいけない組み合わせが書かれていないかを確認しましょう。特に「混ぜるな危険」と表示されている場合は、絶対に他の洗剤と一緒に使わないようにしてください。

 

NG⒌フローリングに直接洗剤をスプレー

 

フローリングの汚れが気になったとき、つい洗剤を直接スプレーしてしまうことがありますが、これはNG。直接スプレーすると、シミや変色の原因になります。

 

正しいやり方

 

洗剤は直接フローリングにスプレーせず、布やモップに含ませてから使用しましょう。ウタマロクリーナーのように「二度拭き不要」と明記されている洗剤は、水拭きをせず乾拭きだけで仕上げれば十分です。使用する洗剤によって必要な拭き方が異なるため、必ずラベルを確認し、適切な方法でお手入れしましょう。

 

お掃除上手への近道

 

正しい掃除法を知らないと、思わぬトラブルや故障の原因になってしまいます。今回ご紹介した5つのNG行動を避けながら、安全で効果的なお掃除を心がけましょう。正しい知識を持つことで、お掃除はもっと楽しく、効率的になります。毎日の掃除を快適に進めて、心地よい暮らしを手に入れましょう。

 

2025/01/06 21:00 (saita)より引用 お役に立てば幸いです。

 

 

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