私は親に似たのか、子供の頃から、とても

執着心が強くて、道徳の基準もおそらく他とは

違っていたと思う。無論人として侵してはならないことは、守る必要があるが、親から教育されたモラルがあって、それを逸脱する行為は、

許せなかった。例えば時間を守らないこと。

誰かと待ち合わせをしたら、事前に約束した時間よりも少なくても、10分以上前には、待ち合わせ場所に着くように、家を出る。しかし田舎町故なのか、時間ギリギリか、多少遅れて、そこに姿を現す者がいるが、私は例え、一分でも

約束の時間に遅れたなら、それで怒りが込み上げてきて、イラつく。


また約束を平気で破る人も許せない。仮に急に

用事が出来たなら、事前に連絡すべきであり、それがないままに、約束を破られたなら、その

相手には、誠実さが感じられず、それもまた怒りの原因になる。総じて言えるのは、人に嘘をつき、その心を裏切る行為は、断じて許せないのだ。それ故に何度も信じた人々から、心を踏みにじられ、未だに許せないのである。しかも

そんな人々は、それに対する責任や罪悪感すら

ないから、本当に太刀が悪い。だから自らの

言葉に責任を持たない者は、モラルがなくて、

最低だと思う。


特にビジネスを始めてからは、些細なことが、

不信感に繋がるので、出来るだけどんな性格の

人々とも、向き合うようには、努力してはいるが、やはり苦手な性格の人々もいて、その対応に苦慮することは多い。けれどもそれも人生に

おいては、修養なのかもしれない。例えば嫌な人にでも、笑顔て接することが、営業の基本だ。しかし私はそれが出来ない。心が表情に

出やすいタイプだからだが、それでも良いと

感じている。それは私自身がどういう人間であるかを認知されて、初めて成り立つのが、ビジネスだからだ。傲慢に思われるやもしれないが、私はマナーやモラルがなく、クレームばかりを言う者に、私が心血を注いで作ったものを、販売したいとは思わない。私の人としての

生き方とか考え方に共感して下さる心ある人が

顧客として、私が作り出す商品を気に入って頂き、それが購入に繋がれば良いと考えているので、無理に嫌な人にまで、媚を売ることはしたくないだけである。そんなことをしたところで、私の心情は明らかにされると信じているからだ。


それよりも欠点も公けにした上で、相手に商品を提示して、その評価や判断を仰ぐ方がフェアではないのか?だから顧客は急激には増えては

いないけれど、それでも良い。人の心はそう簡単には変わらず、その心が動くまでには、時を用するからだ。聖書にも、すべてのわざには、

時があるという言葉もある。とてもせっかちで

待つことが嫌いな私でも、その時を待つことは

少しずつ出来るようになった。それも働き方を

変えた結果かもしれない。いずれにしても世の中は理不尽だったり、不合理なことは多いが、

せめて自分だけは嘘のないビジネスを続けて

いきたいと、切に願うものである。




許せない行動

 

 

 

 

 

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