所によっては、春の兆しも見られるようで

あるが、北海道はまだ一面の雪。一年で最も

気温が低い時期で、先日は自宅の台所と風呂場の水道が凍っていたので、急遽唯一水道が、

使えた洗面所で、やかんにぬるめのお湯を入れ

それをガスコンロにかけて、熱湯にして、

それらの水道管に、そのお湯をかけ続けていたら、数分で解凍した。我が家は築50年近いし、

それを建てた大工は、独立して、我が家が2軒目。しかも元々は農地として、登記されてた

土地を盛り土して、宅地として整備したので、

地盤が軟弱な崖の上の土地に建てた家である

また建主である父も、その大工と同様に、頑固な職人気質だったから、工事期間中は、時々

その工程を巡る意見の衝突があったが、どちらもなかなか譲らなかった。しかし今はその大工も、現役から離れ、自ら経営してた会社も、

息子たちに、経営譲渡したようだ。


さてこの時期北国の人々を悩ます雪であるが

最近スマホの電波状況が悪い。昨年来に契約

更新し、新しいwy Fyのルーターに取り替えた

にも関わらずである。ところが連日の積雪で、

除雪をしてたら、何と携帯用の電線に、雪が

付着し、それが固まり、凍っていたのだ。

電波障害の原因は、これだったのかと思い、

スコップで、それを払い落とした。こうして

電波状況は復旧したものの、冬は雪による

トラブルは跡を立たない。


雪が溶け始めて、春になるのは5月頃。北海道は場所によっては、梅と桜が

同じ時期に咲くし、我が家では最も早くに

咲く春の花は水洗である。いつも秋の終わりには、水洗が植えられてる花壇の雑草駆除をして

球根以外は、全て処分するのだが、時期が

訪れれば、その球根から、芽が出て茎が伸び、土や太陽の光などから、養分を得て、見事に

咲く光景には、常に感動する。それにより、

春の到来を実感するのである。またそれを

初めとして、芍薬やつつじなどの花も、咲き始める。半年間雪に閉ざされているので、春の

訪れは、喜びと感謝で一杯になる。北海道では

当たり前の自然の光景なのだが、私が親の跡を継ぎ、庭や小さな畑の手入れをするように

なってからは、特にそこに神からの恩恵を

感じるのだ。自然に生えてる木々も、風雪に

耐えて、春には若葉が芽吹き、それが時の

移ろいと共に、茂るのである。だから春が

到来する思いは、おそらくさほど季節の変化を

感じられない本州の人々とは、大きく異なる。

それは大地の芽吹きとでも、言えるのかも

知れない。そこに北国に生きる魅力と自然の

図り知れない力を痛感し、その恵みに預かって

いる幸いを思うのだ。


春が楽しみです

 

 

 

 

 

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